日本に伝わった古代の魔術 カッパドキアの地下神殿と八坂神社〜繰り返し霊障を受ける方に

魔術

こんにちは、マユリです。

前回、「オシラジの滝」を始め日本には多くの召喚の泉があるとお話をしたところ、「召喚の泉ってなんですか?」との質問を頂きました。

https://ameblo.jp/heavenly-crystal/entry-12622859508.html

10年以上前のことです。
「なぜ自分はこんなに霊障ばかり受けるのか、原因となった前世が知りたい。」と言う方が来られました。

これからお話しするのはその時見たビジョンです。

 

地下神殿の召喚の儀式

薄暗い地下に修道士のような衣装を着た大勢の男たちがいます。何かお祈りをしているようです。

前には、エフェソスのアルテミス像のような彫像が立っています。像の前には泉・湧水があります。

何かの儀式をしているようです。

 

召喚された牛頭

像の前にある泉の中から、何か出てきました。頭が牛で体が筋骨隆々の男の姿をした霊体です。

ギリシア神話の怪物ミノタウルスか、旧約聖書の悪魔モレクのような姿です。

「そこはどこですか?」
「……カッパドキア……」

「トルコの?でもあそこは、キリスト教の地下神殿では?」

修道士のような格好をしていますが、どこにも十字架は見当たらず、キリスト教出現以前のもっと古代の人々のようでした。

彼らは召喚魔術の修行もしており、それはとても危険で取り憑かれて死んでしまう人もいたのです。

 

使い魔(式神)をつなぐ赤い糸

この教団は、身分の高い人々から呪殺の依頼も受けていました。日本の前世にも、同じような話が結構出てくるので、洋の東西を問わず、かつてはよく行われていたようです。

修道士と牛頭の関係は、日本の呪術者と式神の関係と似ています。西洋でいう魔術者と使い魔です。近頃のアニメでは、使い魔のことをサーバントといっているようです。

修道士が、ターゲットを暗殺するため牛頭を召喚します。

「あれ?」牛頭の腕には何本も赤い糸が結ばれており、その先にたくさんの死者の魂が結ばれています。牛頭自身は自分では何もせず、赤い糸を操って任務を遂行しました。

牛頭には赤い糸で結ばれた、子分がいたのです。

牛頭の魔物は、生前、死霊を赤いひもで縛って使い魔として使役していました。
彼が死んだ後も、かつての主従関係は続き、使い魔が使い魔を使役する事態になっていたのです。

 

使役するものと使役されるものは循環する

「え? 牛頭の魔物の生前って?」

実は、この牛頭は、かつて人間でした。生前、この教団の修道士として、魔物を使役していたのでした。

契約者は、死んだ後、契約した魔物の姿になります。牛頭の魔物は、この教団の修道士の死後の姿だったのです。

生きている間、魔術師として使い魔を使役したものは、死んだ後、今度は自分が使い魔となって使役されるです。

最近、召喚魔術を扱うアニメがあふれているので、「あんなことができれば素敵だな!」と憧れる方もいるかもしれません。

魔術を習得すると、何か特別な能力が開け、願望を達成する力が得られるように思うかもしれません。 超能力が開ける、富や成功、愛が思い通りに手に入る……

よくある誇大広告と同じで、夢のような甘い言葉が並びますが、そこでは負の側面はふれられていません。

魔術に手をそめたら、死後、魔物となって、誰かの使い魔として使役されるのです。

くれぐれも、軽い気持ちや、好奇心、憧れで関わらないようにしてくださいね。

 

シンボルとマントラがあれば召喚できる

魔術

(八坂神社/画像提供・ウィキペディア)

「召喚魔術って(笑)! そんなのどうするかも知らないし、私には関係ないわ!」

素人でも、シンボル(図柄・絵・文字)マントラ(呪文・アファメーション・言葉・祈り・歌)があれば、とりあえず召喚することが可能です。

裏を返せば、シンボルとマントラを使うものは、なんらかの召喚術である可能性があるのです。