なぜ古代のイシス神殿が現存するのか? — 江田神社は大和朝廷の神社
江田神社にイシスが祀られたのは紀元前20世紀のことです。4000年前に祀られた女神が、なぜ、長い時を得て今に伝わるのでしょうか?
それは、「江田神社」が合祀されたせいです。
この地に、江田神社が合祀されたのはAD3世紀以降のことです。
正確にいうと、江田神社はイシス神殿ではありません。この神社のご神体は、宇佐八幡宮とよく似ています。つまり、江田神社は大和朝廷の神社なのです。
もともと、先住民のイシス神殿のあったところに、あらたに大和朝廷の神社が建てられたのです。
覇者大和朝廷の神社がその地に建てられたせいで、古神道系のイシス神殿がつぶされることなく、今に残ったのです。
近くにオシリス神殿もあったのかもしれません、が、他の神殿は、4000年の歴史の中に埋もれてしまったようです。
なぜ、そんなに怖かったのか? — 生贄の風習
さて、冒頭の生徒さんは、なぜそんなに「ぞーっとした」のでしょうか?
「イシスは冥界の女神なので、あの世の霊気が漏れ漂ったせい?」それもあるかもしれませんが、それだけでしょうか?
ここは、かつて生贄の儀式をしていた気配があります。当時の人々の感覚では、願いを叶えるためには、神に捧げる人身御供が必要だったのです。そのエネルギーの残存が、今でも残っており、それに怯えたのではないでしょうか。
江田神社ファンの方、気を悪くしないでくださいね。平安時代、所によっては戦国時代まで、日本各地で生贄の風習は普通に行われていたので、ここが特別なわけではありません。
イシスはどこにいる? — ダウンジングでイシス神を探す
さて、一言で江田神社といっても、境内はなかなかの広さです。
ダウンジング講座で中級の生徒さんに、江田神社のどこにイシスがいるのか、地図を見せて探してもらいました。
ときどき、「見えないもの」というくくりで、幽霊と神々を一緒にする方がいますが、全く別の存在です。マユリの生徒さんにも、幽霊がみえるという方はいるのですが、では、「神々など異次元の存在が感知できるのか?」というとできないのです。
でも大丈夫、ダウンジングを練習すればだれでも、感知できるようになってきます。講座でも、さすがに中級なので、全く分からない人はおらず、そこそこできました。これが初心者だと全くできません。(笑)
人間とは、「神々が見えないのに、神々を祀る」不思議な生き物です、いえ、見えないからこそ、祀るのかもしれませんね。
日本中に祀られたイシス女神
イシス神殿は、ここだけではなく日本中にたくさんあります。
淡路島は、カバラの13の龍が祀られていましたが、瀬戸内海には、イシスの島やオシリスの島もあります。そのお話は、また別の機会に、させていただきましょう。
よかったら、どこにいるのか? ダウンジングで探してみてくださいね。
マユリ
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(トップ画像・江田神社/画像提供・ウィキペディア)