神々の履歴書第10回 人を呪わば穴二つ— 前世の因果で結婚できない人

くれぐれも、人を呪ったり、遊び半分で、呪詛まがいのことをしないようにしてくださいね。

こんにちは。マユリです。
前回は、「引き寄せの法則」と、「神様にお願いすること」は、全く別のことだということをお話ししましたね。

少し、復習してみましょう。

引き寄せの法則の本質は、自分のエネルギーが変わることです。
そうすれば、周囲の人々も、引き寄せる事件も、まわりの環境も、すべてが変わります。

もちろん、自分自身の感情や考え方、行動の仕方も、自ずと変わります。
それだけでなく、見かけも変わります。
受講後「あれ? なんだか雰囲気かわった?」と久しぶりに会った友人に言われることがよくあります。(本人や家族は毎日みているので、気づいていないことが多いです)表情や人相がかわるので、第一印象がかわってみえるのです。

なんだか、魔法のように思える方もいるかもしれませんが、決して魔法ではありません。
コツコツと真面目に、引き寄せワークをして、チャクラを整えて、断捨離をすれば、エネルギーは、必ず動きます。

すると、貴方の環境が激変します。
自然と愛やお金がやってくるのです。

 

前世の因果で結婚できない人

引き寄せ講座のSTAGE1を終了すれば、そうした変化があらわれます。
ただ、中には、普通のやり方が通用しない方もありました。(そういう方のためにSTAGE2があります。)

神々の履歴書第3回でお話しした「祖先が、商売繁盛のかわりに、神様に娘を捧げますと約束をしたので、その家の娘は、代々結婚に障りが出る」というのもその例です。
神様にお願いをするには、見返りを支払う必要があり、しかも、本人だけでなく子孫七代まで影響することがあります。
実際、その方のご先祖様も、彼女から5代前の方でした。
安易な気持ちで、神様に願い事をするのは禁物なのです。

「他にも、そういう例はありますか?」との質問をうけましたので、「前世で呪詛をした報いで、結婚に障りがある方」の例をお話ししましょう。

 

急性霊障の症状

婚活をしているある女性から、相談を受けました。

「私のことを大変気に入ってくれている男性がいて、遠方なので月1~2回のペースでお会いしています。彼は、私と結婚したいようです。」
「私も、彼と話していると楽しいし、自分のことを好きな人と結婚する方が幸せと思うし……」

条件も悪くありません。
いったい、何が気に入らないのでしょうか?

「彼とデートした後、特に次の日、怠くって怠くって……それにすごい眠気で、仕事中もうとうとしている感じなんです。」
「食事しながら将来について話すだけで、そんな疲れるようなことはしていないし、」
「最初は「仕事のストレス?」て、思っていたんですけど、毎回デートの後そうなるので……私たち相性が悪いのでしょうか?」

起きてられないほどのしんどさ、だるさ、眠気……これは急に霊障を受けた時の症状です。
個人差があるのですが、波動に敏感な方が、霊体にふれるとこうなります。

遠隔で彼をリーディングしたところ、普通の人霊ではなく、妖魔の類(神様とか魔物とか言われているエネルギー体)が、何体も何体も重なるように憑いていました。
波動に敏感な体質の彼女(霊媒体質といいます)は、彼といっしょにいると、気分が悪くなって、デートすると2,3日寝込んでしまうのです。

「ここのところお腹が痛くって、便秘したり下痢したりしんどいです。」しかも、彼からもらった霊体がお腹にくっついています。

彼女に憑いた霊体を浄化しようと彼女に石をのせたところ、ビジョンがあらわれました。
彼の前世です。

 

人を呪わば穴二つ—呪術師だった前世

大きなお寺の前提で、村人が火を囲んでお祭りのようなことをしています。
日本の中世のような光景です。
前世での彼は、両親を失い叔父さんに育てられていました。
そして、小坊主としてこの寺に預けられたのです。

ある日、お堂の中で、一同、熱心にお経をとなえています。
観音様らしい仏像があり、その前に護摩壇があります。

美術の教科書にあるような、柔和なお顔をした日本風の観音像なのですが、祈りが究極になると、お顔の真ん中が二つに割れて、中から、まるでインドのカーリー女神のような、恐ろしい顔をした黒い女神がでてきました。
それをみた前世の彼はびっくりします。
ほかの小坊主たちや僧侶たちは、何事もないように祈っているので、どうやら見えるのは、彼だけのようです。

才能を見込まれた彼は、呪詛の特訓をうけます。
呪詛の特訓というと、とんでもないお寺のように聞こえるかもしれませんが、他の方の前世でもでてきたことがあり、中世では、そこいらの寺社で行っていたようです。
戦乱や強盗で簡単に人が殺される時代ですから、いまさらという感覚かもしれません。
そこは大きなお寺で、塔や池もあります。
呪詛の依頼は、高位高官の方から、表立ってではありませんがかなりあったようです。

彼は、言われたとおりに、素直に練習している風でした。
倫理的なことは、深く考えていません。

最初は、牛で練習します。牛の足が「かくっ」てなって、座り込みます。
それから、だんだん人間で実践していきます。