ココロセラピストが語る! え? いまさらセルフ・ブランディング? ~今だからこそ考え直せ! 自分というキャラクター~

本当に自分をブランド化したいのなら

厳密には工夫でも何でもないのですがいちばん大切なことです。
それは思いやりです。
ハッキリ言って、それがなければすべて意味がありません。
見栄を張ってどんなに自分を良く見せたところで「あ、そう……」で終わってしまいます。

何故でしょうか。

だってそうでしょう。
「私、輝いてるでしょ!」「俺、イケてるでしょ!」ってアピールされ続けたら印象には残りますが「ウザイ人」として、ですよね。
共感できる点もなければ、尊敬できる点もない。
それでは信頼されないのでブランドにならないのです。
信頼あってのブランドだということを思い出して下さい。

思いやりと言っても、難しいことをしなさいということではありません。
たとえば「ありがとう」ってちゃんといえていますか。
些細なことでも。

最近はクレーマーが跳梁跋扈する時代です。
「○○してくれて当たり前」みたいに勘違いしている人が増えてしまったのです。
でも、当たり前って当たり前ではないのです。

レジの人に「ありがとう」という必要はないと言っている人も少なくないそうです。
感謝の気持ちがない人って、どんなに一流大学を出ていても一流企業で働いていても、信頼されません。
自己満足止まりの人なのです。

些細なことでも誰に対しても感謝の気持ちを忘れない。
ちゃんと心を込めて「ありがとう」と言える人。
これも立派な思いやりです。

義務ではないですが、小さな善意、配ってますか。
道端で倒れている人がいたら、声をかけてますか。
「関わったら面倒事に巻き込まれそうだ……」ってスルーしていませんか。

もしオシャレな服を着てお化粧バッチリでインパクト大だとしても、困っている人を面倒がってスルーする人はブランディング失敗しているのです。
だって、どこからどう見ても冷たい人じゃないですか。

冷酷なキャラとしてセルフ・ブランティングしたいなら大成功ですが、たぶんそんなセルフ・ブランディング望んでいませんよね。

そもそも何故セルフ・ブランディングをしているのか。
自分の良さに気づいて欲しいからですよね。
自分の良さこそがセールスポイントであり、メインコンテンツであり、信頼の原点ですよね。

信頼は、小さな善意の積み重ねなのです。

それが自分というキャラクターのクオリティをどんどん上げて行くのです。
そして信頼を勝ち得てこそブランドになるのです。

細かい差別化は、その次です!

ステキな人、たくさんいます。
せっかくステキなのですから見栄ばかり張る自分の売り込み方ではなく、思いやりを最大の武器にしてみて下さい。

 

《ココロセラピストTATSUMI さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/%E5%B1%B1%EF%A8%91%E9%81%94%E5%B7%B3/?c=6713