悪運が強い?
「悪運が強い」という言葉があります。
これ、どういう意味かご存知ですか。
もしかしたら、「えっ? イヤな事があったけど、良いこともあって結果オーライみたいな感じの時に使う言葉でしょ?」と思いませんでしたか。
どちらかといえば「強運の持ち主」というイメージでしょうか。
でも、実はそれ、間違いなのです。
では「悪運が強い」とは本当はどういう意味なのでしょうか。
それは、悪いことをしても報いを受けない状態を指す言葉です。
「なんで、あの人、イジメ加害者なのに、誰にも注意されないどころか、みんながあの人を応援してるの?」というような人っていますよね。
それが「悪運が強い人」です。
だから僕に言わせれば「悪運が強い人」とはあまり友達になりたくありません。
だって、怖いじゃないですか。
悪いことをしても、逃げきっちゃったり、黙認されて許されちゃったりする人の近くにいたら。
もちろん僕も聖人ではないので、自分が気づいていないだけでたくさん人に迷惑をかけてしまったり、悪いことをしてしまったりしているとは思いますので偉そうなことは言えませんが……。
とにかく「悪運が強い」という言葉、ここまで読んでくれた方はしっかりと頭にインプットされたのではないでしょうか。←わらうところ。
はい。「不幸中の幸い」です!
「悪運が強い」という言葉が間違えて使われることが多いですが、では、そういうときはなんという表現が適切なのでしょうか。
はい。「不幸中の幸い」です。
不幸、不幸と思っていても、そんな中にも幸いがある。
イヤな事はあるけれど、その中にもせめてもの救いがある。
そういう時に使う言葉です。
この言葉も、おそらく身近で使われることも多いのではないでしょうか。
そうです。
確かに「私は不幸だ……」と思ってしまうこともあると思います。
でも、自分で気づいていないだけで、もしかしたら、案外、不幸の中にも幸いが少しはあったりしているのかもしれません。
社会イジメで追い詰められた男の話
ある男がいました。
男は頑張って転職活動をしてなんとかある会社に入ることができました。