「地」の時代から「風」の時代へ 惑星の配列が示す2021年の運勢はいかに?

今年は、惑星が重なり合う「グレート・コンジャンクション」という現象が頻繁に起こり、通常では考えらないような出来事、新型コロナ肺炎の感染者数の増加など厳しい状況が続きました。では来年の惑星の配列がもたらす運勢とは?
運勢

今年は、年頭から木星と土星が重なり合う「グレート・コンジャンクション」が起こり、その影響を受けたかのように、この時期に初めて「新型コロナ肺炎」が世界に広がり始めました。

今年は一年を通して何度も惑星が重なり合う「グレート・コンジャンクション」が起こり、そのたびに世界では「新型コロナ肺炎」感染者が増えたり、またそれに伴って生活様式を変えざるを得ない事態に陥りました。

2021年はこれら惑星の動きによって2020年にもたらされた出来事が清算、浄化、準備となって、新しい時代への移行となりそうな気配です。

では来年、惑星が地球にもたらす運勢とはどのようなものでしょうか?

 

「地」の時代から「風」の時代へ

そもそも地球は、地、水、風、火の要素で成り立っていると言われています。
一般的な12星座は、実は地球を作る四つの物質、地、水、風、火に振り分けることができます。

火の要素:おひつじ座、しし座、いて座
地の要素:やぎ座、おうし座、おとめ座
水の要素:うお座、かに座、さそり座
風の要素:みずがめ座、ふたご座、てんびん座、

今年起こった惑星が重なる「グレート・コンジャンクション」は、「地」の要素である「やぎ座」で起こっていたのです。

「やぎ座」で「グレート・コンジャンクション」が起こるとき、「破壊、再生」を意味するので、まさに今年の新型コロナ肺炎による社会制度の破壊、それに伴い制度の見直しが起こりました。

今年最後の「グレート・コンジャンクション」、木星と土星の融合が「みずがめ座」で、12月22日ごろに起こります。

これによって今まで約250年続いた「地」の時代が終了し、「風」の時代へと移ります。

今までの250年ほどは、「地」の要素、つまり「やぎ座」、「おうし座」、「おとめ座」で惑星が融合する「グレート・コンジャンクション」が起こっていたのが、これからは「風」の要素である「みずがめ座」、「ふたご座」、「てんびん座」において「グレート・コンジャンクション」が起こるようになるわけです。

「風」の時代になると、今まであったもの、やってきたことをいったん壊して、働き方が変わったり、物の価値観が変わったりと、今までとは違うものや事柄に移行してゆくようになります。

今まで以上に自分の時間を大切にしたり、今までの自分や生き方を見直したりする時間でもあります。

時代の変わり目、転換期ということでは、アメリカの大統領の交代も、この流れに沿ったものなのかもしれません。

運勢

 

2021年はこれからに備えて準備を!

2021年は、「地」の要素から「風」の要素に宇宙のエネルギーが変わるため、変化が来たときにあわてふためくのではなく、日頃から心の準備はしておいたほうがよさそうです。

今まであたり前と思っていたことが、そうでなくなったり、仕事でも副業を持つのが当たり前のようになってくるかもしれません。

また今までは「寄らば大樹の陰」的な発想で、「大きな会社や勢力のある人のそばにいれば安全!」という考えがあったと思います。

しかしこれからは、個々の力や個性を出す大切さも必要となってきそうです。

かといって古い考え、習慣、文化、風習をすべて捨てるのではなく、よいところは取り入れて、新しく作り上げていく、そういうスタンスが必要となってきます。

運勢

 

2021年の惑星の逆行と運気

では2021年にはどのような惑星の配列が起こり、それによって引き起こされる状況にはどのようなものがあるでしょうか?

2021年の惑星の配列の変化は、まず1月末に起こります。

1月31日には「みずがめ座」に留まっている水星の逆行が起こります。これが2月21日まで続きます。

この時期、今までのやり方では物事が前に進まなくなってくる可能性があります。

精神的に不安定になったり、迷いが生じた入りする時期でもあるので、無理にこの時期に大きな変化や決断を起こさないほうがよいでしょう。

次に水星の逆行が起こるのが、5月30日から6月23日です。この時期には5月23日から10月11日には土星も逆行中。

したがってまだ思うようには前に進めないかもしれませんが、ただじっとしているのではなく、そろそろ自分がこれからやろうとする目標に向かって動きだすべき時期となるでしょう。

また9月27日から10月19日までは、三度目の水星の逆行が起こります。この逆行に関しては、前述のふたつよりも大きな影響が及ぼす可能性は低いかと思われます。

12月19日には金星が「やぎ座」で逆行をスタートさせ、また金星と冥王星が重なる「コンジャンクション」も同時に作りだします。

そして12月24日には、木星と月がグランドクロスという十字の一部を担うため、来年の年末には、大きくことを動かすチャンスがやってくるかもしれません。

したがって来年も一年、惑星の動きに注目しつつ、年頭より、色々な計画や準備を始め、年末にはそれに着手できるようにすれば、運勢の波に乗ってゆけそうです。

 

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