戊辰戦争白河口の戦いにて 「150年の時を越え繋がる魂の奇跡」〈後編〉 前世の記憶の癒しがもたらす成長や能力開花

自分らしさを取り戻す 光の欠片を集めるストーリー 『光を紡いで』第3話  〈後編 「前世の私が開いてくれた能力」〉 音楽芸術セラピスト玲奈が、実際に体験した過去世のトラウマの記憶の癒しを、短編のストーリーで書き綴ります。 人生の上昇、才能や能力の開花に繋がる癒しと、魂の不思議なストーリーをお楽しみ下さい。

武士の想いが癒された約4年後に、私はピアノを使い魂を癒す独自のヒーリングを誕生させる事になる。

武士の私が開いてくれた浄霊能力、巫女時代の魂を癒す能力、神事で演奏していた時代の神と繋がる能力、ハープで聖獣や天使達を癒していた星での音楽の記憶、遠い過去からの龍達とのご縁……。

過去の沢山の私の能力や、体験の融合で誕生した万能なヒーリングは、人間の私の想像をはるかに超えていた。

魂を美しく輝かせるのに、今生身の身体を持っているか持っていないかは、全く関係がなかった。

それから私は、癒しを求めて集まってくる霊達を癒し続け、生きる事に辛さを感じる方達のトラウマを癒し、前世の傷を癒し、魂を癒した。

そして段々と、まだ成仏出来ていない未成仏霊の癒しも出来るようになる。

その後ようやく、自分自身の人生に関わっていた未成仏霊を癒し、この場所でのお仕事が卒業となる。

子供の頃から私に憑依していた方達と、土地にいらした戊辰戦争で自害された会津藩の方達をしっかりと天にお上げする。

私にとって、いくらお化けであっても、同じ苦しみを共有しながら頑張ってきた大切な仲間であった。

会津藩の方達をお助けする事は、過去の私がどうしてもやりたかったのに出来なかった事。
無事お見送りする事が出来た。

そして、その辺り一帯にまだいらっしゃる様々な霊達皆にも光を降ろし、天へとお返しして、私の戊辰戦争との関係は終わったのだった。

戊辰戦争から150年の今年、私の魂がやりたかった1つの章を完全に終わらせた後、新しい場所へ移転したサロンがもう少しで1年を迎える。

自分で計画していた訳でもなく、まるで天からのご褒美のように突然決まった移転であった。

未浄化霊の憑依を解決出来てからは、少しずつ体力が付き、落ち込み悩みやすかった性格も楽観的になり、生きる事もかなり楽になっている。
新たな新天地で、今までよりも数段軽やかなエネルギーで仕事をする事になり、またこの1年でも大きな進歩があった。

霊のエネルギーは重く苦しい。
一緒に居ると、様々な障害が現れる。
できたら関わらない方が、良いものかもしれない……。

けれど決して悪いものではない。
そこには命を懸けた人生があり、愛があり、ドラマがある。

霊達から学ぶ事は数知れず、そして自分の霊から受け取るものもある。

魂は愛に向かい、長い時代を経て助け合い成長し合う。
どんなに悲しい歴史にも、美しい光を降ろし未来へと生かすことが出来る。

この記事を書いている時に、過去の武士の私が話しかけてきた。

己の弱さに負けずに生きた本当に強い者が、自分は弱い人間なのだと信じたままになっている事はとても悲しい。
この戦で傷付いた沢山の想いを癒し、置き去りにされたままの光の欠片を、持ち主達に返してあげてほしい。

一度手放してしまった勇気や自信、強さや正しさをもう一度手に出来るように、美しい光を放つ欠片を皆のもとに贈ってあげてほしい……。

「あなたの想いはしっかり私が受け止めたよ」

「皆で調和した世界が作れるように、沢山の落ちている欠片を輝かせるからね」

「持ち主の皆にきちんとお渡し出来るように、あなたも導いてね」

そう伝える。

一緒に頑張ろう。

そんな震えるような嬉しさが心の底から込み上げ、涙が溢れる。

遠い時代を経ても、夢は叶えられる。
過去の自分と手を繋ぎ、一緒に叶える夢がある。

沢山の人が戦った戦の跡では、未だに皆の大切な欠片がそのまま置き去りになり、忘れ去さられている。

「皆が幸せであれ」

そんな命がけの過去の私の想いを心に、私はこれからも「全ての魂に光が届きますように」そう祈りながらピアノを弾く。

Reina’s short story

 

「あなたの笑顔に会いたくて」
光を降ろし天使を招く 全ての魂の浄化に
music Reina

全ての魂に光が届きますように
祈りを込めて……。

『REINAのピアノヒーリング』
http://blog.livedoor.jp/diva_reina-diva/archives/2197448.html

 

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