ここの所は台風の影響もありとても暑い日が続いています。
すでに夏バテ状態で疲れが出ている方、食欲が落ちている方もいらっしゃるのではないかと思います。
熱中症にならない為には水分補給が大切などと言われています。
でも、夏バテをしてくるとたくさん水分を取るのも大変になるかも知れません。
本当は熱中症や夏バテにならない為には日ごろの生活が大切です。
食事はバランス良く取り、睡眠時間も十分に取る事、夜は10時、11時に休む、適度な運動を日ごろからする生活が一番熱中症、夏バテにならない体を作ります。
それはわかっていてももうこんなに暑い夏が来てしまって、すでに夏バテ状態では普段の生活……という話ではないですよね。
今、夏バテをしているからそれの対象法を知りたい。
そうではないでしょうか?
~夏バテをゆっくり解消して行きましょう・体が必要な物は?~
具体的に夏バテを解消するにはどうしたらいいのかわからない方がほとんどかも知れません。
もう、体は怠いし、思考能力も落ちていて、家でクーラーにあたり、ただゴロゴロして過ごしたい……そんな感じになっているかも?
でも、その生活を続けていては益々夏バテが酷くなって行きます。
秋になってから体調が更に悪くなり大きな病気にもつながりかねません。
まずは自分の食生活を少し見直すという事をしてみましょう。
と、言っても大げさな事をするのではありません。
今、毎日、何を食べていますか? 暑いからさっぱりした物。
例えば、おそうめん、お蕎麦、フルーツだけとかアイスだけ。
喉越しがいいジュースや炭酸飲料をたくさんとっているのでは?
体が一番必要な栄養素はなんだと思いますか? 良く、野菜中心の食生活をしましょう! 野菜のビタミンやミネラルが必要ですとか、フルーツのビタミンをとらないと肌の調子が整わないからフル―ツをたくさん食べましょうと聞いて、そうしている方もいるのでは?
でも、体が一番必要なのはそんな野菜やフルーツからとれるビタミンやミネラルではないです。
体がまず、必要なのはたんぱく質です。
これを言うと必ずと言っていいほど、「じゃ、お肉を食べないといけないですか?」と聞かれます。
たんぱく質と言うと肉だと思い込んでいる方が本当に多いです。
良質のたんぱく質は肉からとるたんぱく質だけではないです。
お豆腐、納豆、様々な豆類、高野豆腐、おから、豆乳、大豆製品全て、魚介類。
これら全てに多くの良質たんぱく質が含まれています。
~体は何故たんぱく質が一番に必要なのか?~
何故、体にとって一番重要なのがたんぱく質か? それは良く考えると、そうか! と思えるはず。
自分の体の筋肉も、肌も、髪の毛も、爪も、内臓の臓器、心臓、肝臓、様々な臓器、目も粘膜も、脳の細胞も、神経細胞も、体の全ての細胞はたんぱく質を原料にしています。
たんぱく質がなければ人間の体は機能しない訳です。
でも、たいていの人はこれを知らないか、あるいは知っていてもあまりそれを自分の食生活や体調と結びつけて考えないです。
まず、基本のたんぱく質を補わなければダメな訳です。
たんぱく質が足りない状態でいくら野菜や果物を摂取してもそれらのビタミンやミネラルを活用する事はできない訳です。
土台がガタガタな家と同じ事な訳です。
家の基礎がガタついているのに、その上に柱や壁を建てようとしてもその家自体がどんどん崩れて行きますよね? 体も同じです。
まずは基礎を作る為のたんぱく質を取らないと他の栄養素を活用できないのです。