コロナウイルスが変える人生。もうイギリスに住まないという選択肢【Part.1】

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イギリスからこんにちは!

前回、イギリスで育児! ステイ・ホームからステイ・アラートになっても公園は閉まっていた(2020年5月の様子という記事を書きました。

 

コロナウイルスが変える人生

2020年、春に日本に一時帰国する予定でしたが、コロナウイルスの影響でキャンセルしました。
わたしたち家族に与えた最大の影響は、この日本の一時帰国という予定変更だと思っていました。
イギリスは日本よりも深刻な状態でしたので、コロナウイルスに関して家族でできることは徹底しました。
外出も控えましたし、スーパーマーケットには私か夫の1人が行くようにしていました。

ですが、近い将来は全てが緩和して、また公園の遊具で遊べるようになり、子供達が遊べるプレイグループも再開して穏やかな日常を再度味わえると思っていました。

少なくても3月はそう思っていました。
6月。
まさか、COVID-19がきっかけで人生最大の決断をすることになるとは知る余地もありませんでした。

 

昨年、ロンドンからイギリスの地方都市に引っ越し

去年の8月にロンドンからイギリスの地方都市に引っ越しました。

夫の夢は、イギリスでお店をオープンすることでした。

しかし、息子がまだ小さいこと、そしてロンドンのワンオペで慣れない育児に苦労しているわたしの姿を心配してくれて夫婦で育児をすることになりました。

お店をオープンしたらかなり忙しくなることもあり、しばらくはレストランで働いて、息子がもう少し大きくなったらお店を持つ計画を立てていました。
できればもう1人、子供を授かりたいと夫婦で考えていたので、今はオープンするタイミングではないね、とは話し合っていました。

 

必要な貯金をした上で、主夫誕生!

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地方都市に引っ越してすぐ、初の試みとしてライフスタイルに大きな革命を起こしました。

わたしが在宅ワークをして、夫が主夫になってくれたのです!

このスタイルを築いた理由は2つあります。

1つ目はわたしの焦りです。

わたしとしては、個人で稼ぐ力について向き合いたいと考えていた時期でした。

わたしは仕事が好きなので、夫が息子のお世話をしてくれるならば文章を書く仕事にも力を入れたいと思っていました。

また、心理学や脳科学を学び、クライアントさんにオンラインで恋愛、パートナーシップ、起業のコンサルティングをする仕事ができるように準備をして過ごしました。

まさか、翌年にCOVID-19で世界中を震撼させるとは思っていませんでしたが、個人で稼ぐ力が必要になっていく時代にシフトするから流れに乗れるようにしよう! という焦りはありました。

2つ目は、夫に過労が続いていたことです。

夫はピザシェフなのですが、デスクワークと違い夏になると信じられない環境で働いていました。

夏の暑い時期に、ビザ釜のある蒸し風呂みたいなキッチンで半日間もピザを焼いていて、身体にも負担が掛かる仕事です。

体を休めることも必要な時期だと思いました。

わたしがフリーランスで働くと同時に、家賃が必ず払える必要な貯金をした上で夫は主夫になりました。

夫はシェフで主夫なので、夫の手料理を常に食べられる環境は快適です。
フリーランスの仕事が軌道に乗るのかという不安はありましたが、夫が家にいることで仕事に集中できるようになったので助かりました。

 

イギリスでフラットを買うという展開に!

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わたし達はイギリスで家を買うことを考えていました。
ロンドンでは1億円近い金額の家も多く、家を買う選択肢はありませんでした。

わたしが地方都市で買いたいと思っていたフラットは110Kです。

110Kの場合、2020年6月のレートで1ポンドを131円と計算して14410万円くらいになります。
この金額ならば不可能ではないです。

わたしは何度か、夫に
「ここ、買ったらどう? 車がなくても便利な立地だし、リノベーションして全てが新しくて綺麗だし」と話していました。
夫の理想の家は、フラットではなく車庫と庭付きの家を持つことでした。

ですから、フラットを購入する予定にはしていなかったのですが急展開! 購入することを検討するようになりました!

 

続きは次回、お伝えします。

 

♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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