イギリスからこんにちは!
コロナウイルスが変える人生。もうイギリスに住まないという選択肢【Part.1】の続きです。
2019年英国。毎月9万円で素敵なフラットに引っ越し!
わたしが地方都市で買いたいと思ったフラットですが……
実はその物件こそ、現在賃貸を払って住んでいるフラットです。
ワインセラー完備、バスルームにテレビ完備、広いリビングがあり、リノベーションされたばかりなので見た目は新築です。
そんな良いフラットによく住めるね! と思うかもしれませんが、家賃相場がロンドンの半額以下です。
月700ポンドなので、2020年6月のレートで1ポンドを131円と計算して9万1700円くらいになります。
バスルームのテレビ事情
バスルームのテレビは、住む前はとても素敵だと憧れていました。
しかし、一年近く住んでいますが一度も観ていません。
日本だと追い焚き機能があると思いますが、イギリス人はそのようなことを求めていないので、もちろん付いていません。
そこまでは望まなくても、湯船のお湯が冷たいのです!
ロンドンで住んでいたフラットはガスだったので、欲しいだけ熱いお湯が出てきました。
しかし、このフラットはタンク式ボイラーなので、一度に使えるお湯の量が限られていて 水で洗う時もあります。笑
バスルームにテレビは完備していなくて良いから、どうかお願いします。
お湯、お湯をください。
わたしにお湯をくださーーーーーーーーーーい!
と、思ったことは何度もあります。
COVID-19がきっかけ! 英国でフラット購入を検討!
突然の出来事!
なんと! 8月から住んでいる今のフラットをオーナーが、売却することにしたそうです。
2019年8月から住むようになりましたが同年に売却を決めたので、秋くらいから多くの人が内見に来るようになりました。
昨年の秋、そして今年、ロックダウンする前までは……
「このフラットの次のオーナーがこのまま貸してくれたら問題ないけれど、住むならばわたし達は出ていかないといけないね」
と夫婦で近い将来を考えるようになりました。
わたしは何度か、夫に
「この家、買ったらどうかな? 車がなくても便利だしリノベーションして全てが新しくて綺麗だし」と話していました。
しかし、夫の理想はフラットではなく車庫と庭付きの家を持つことでした。
ですから、フラットを購入する予定にはしていなかったのですが急展開!購入することを検討するようになります。
このまま賃貸を支払うならここを買おう!
まるで時間の全てが止まったかのようでした。
あれだけ毎週のように来ていた内見は、ロックダウンが始まってからは強制的に中止なりました。
ピタリと止んだ内見と引き換えに
「このままこのフラットに住みますか? 住んでもいいよ!」
とエージェントから何度も連絡が来るようになりました。
COVID-19の影響で内見する人が来なくなり、売れないなら今の住人に住んでもらった方が良いと思ったのかもしれません。
そんな時に夫が言いました。
「このまま賃貸を支払い続けても、自分のフラットにはならないので購入する?」と。
5月のことでした。
理由をいくつか教えてくれましたが、COVID-19の影響で英国は不景気になることは間違い無いという理由も一つにありました。
住む場所だけでも資産として持っている方が良いと考えるのは、確かにアリだと思います。
イギリスで家を買うことは資産になる
「え? いいの? 車庫と庭ないよ?」
とわたし。
「またこのフラットに賃貸で住むくらいなら、自分達の家になる方がいいし、住まなくなってもオーナーとして将来的に誰かに貸すこともできる。
今後、別の家を買うことになっても資産として家を持っていたら有利にもなる」
と夫。
英国では、購入した家(またはフラット)が、現在の価格以上の金額で将来誰かに売れるケースも珍しくありません。
5月25日。
「イギリスでフラットを購入するかもしれない」と日本の両親に電話をしました。
続きは次回、お伝えします。
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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