ソーシャル・ディスタンシングが徹底される前の様子
イギリスで、ソーシャル・ディスタンシングが徹底されたのは3月下旬です。
規制される前も、3月のスーパーマーケットでは緊張感がありました。
同じ陳列棚にいたイギリス人男性はわたしを警戒しているように見える場面もありました。
中国人に見えたのか、アジア人という括りでかもしれません。
でもそれは、スーパーマーケットでコロナに感染しない為にも正しい判断です。
わたし自身もスーパーマーケットで誰かと接触しないように距離を空けるように心がけていました。
ちなみにイギリス人は優しい人が多いので、今のところは誰かに嫌なことを言われたことはありません。
前回の記事で、煽るつもりではないと書いた理由
前回の記事では、いつも落ち着いているイギリス人がパニックになって慌てて買い物している様子や、最近は前より落ち着いたことについて書きました。
【注意】特に煽るようなつもりでこの記事は書いておりません。
↑このように書いていたのですが、煽るつもりではないと書いた理由には2つありました。
1つ目は、煽っているつもりは本当にないというシンプルな理由です。
狼少年をしている訳ではないのですが、伝わりにくい人もいるからです。
2つ目は、パニックになってスーパーマーケットに駆け込んで欲しくないからです。
パニックになってスーパーマーケットに駆け込みして欲しくない2つの理由
1つ目は、先ほどお伝えしたように、スーパーマーケットがコロナ感染の場になるからです。
イギリスでは、スーパーマーケットの外で並ぶ時には、2メートルくらいの間隔を空けていますが、もし日本では間隔を空けないで並んでいるならばそれは大変危険です。
2つ目の理由は、みんながパニックになると必要な人に必要な食材が届かないからです。
わたしが住んでいるイギリスの地方都市では、3月11日頃からトイレットペーパーが品薄でした。
3月27日(金曜日)にずっと消えていたトイレットペーパーが近所のスーパーマーケットにありました。
我が家にはまだストックもあったし、必要な人が買えることを祈って買いませんでした。
きっとしばらくの間、トイレットペーパーが品薄で買えなくて困っていた人がいるはずなので、そういう方の手に届くように遠慮しました。
今こそ、譲り合いが大切だと考えています。
これは、3月13日金曜日から徐々に食料品が消えてパスタ、パン、小麦、ティッシュ、トイレットペーパーが消えた時に困ったからです。
3月18日水曜日には、近所のスーパーマーケットから野菜、お肉類、牛乳、卵の全てが消えました。
牛乳が完売してちょっと驚いた日もありました。
生鮮食品は長持ちしないですが買いだめしている人もいるのかな?と英国在住の日本人のママ友とLINEで情報交換していて話題になったくらいです。
誰かが大量に買い込むと、本当に必要な人に生活に必要な物が届かないです。
パニックになると、そういう余裕がなくなるので、買わなきゃ買わなきゃ!と買い込みたくなります。
しかし、必要以上に買い込む人が増えるとスーパーマーケットの商品が空っぽになることを経験して、日本にはそうなって欲しくないと思いました。
※ 3月20日金曜日にスーパーマーケットに行ってわかったことですが、英国では買い込まないように数を規制してくれているスーパーマーケットが増えています。
3月31日火曜日にはずっと品切れだったパスタもスーパーマーケットで買えることができました。
♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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