英国在住筆者。都知事の緊急記者会見後にスーパーマーケットに食料品を買い込む行列を見て驚いたこと

コロナ

こちらの記事は前回コロナウイルスと英国。スーパーマーケットに何も売っていない!?【後編】(2020年3月の様子)の続きです。

日本と海外ではコロナウイルスに対して温度差を感じた3月。
わたしは日本に住んでいないので、日本人がコロナウイルスに対してどんな考えを持っているのかわかりませんが、

重く捉えている人
重く捉えていない人

に分かれている気がします。

 

スーパーマーケットがコロナウイルス感染の場になる

日本時間3月25日夜、都知事の緊急記者会見後からスーパーマーケットに食料品を買い込む人の行列ができたニュースの写真を見て驚きました。

皆さん、ものすごく近距離で並ばれていたからです。

「これ! 逆にめちゃくちゃ危ないやん!」と。

都知事の緊急記者会見後にスーパーマーケットに食料品を買い込む人の中には、コロナウイルスに感染しないようになるべく外出を減らす為に行った人も多いと想像します。

でも、あの並び方だと列の一人が既にコロナウイルスに感染していたら逆にそれをもらいに行くようなもの…

 

スーパーマーケットの入場制限と間隔を空ける必要性

コロナ

欧米では、コロナウイルス感染対策で、他の人との間に安全な距離をとるSocial Distancing(ソーシャル・ディスタンシング)をすごく意識して行動しています。

国によっても1メートル、1.5メートル、2メートルと安全な距離は違っています。

イタリアではかなり前から、スーパーマーケットで必ず離れて買い物するように言われていましたが、英国でも、中に入れる人数や並び方も徹底しています。

まず、スーパーマーケットに多くの人が一度に入らないように、入場制限を実施しています。

英国政府ウェブサイトでは、「If you go out, stay 2 metres (6ft) away from other people at all times」と書いてあります。
(引用文献:Coronavirus (COVID-19): what you need to do)

https://www.gov.uk/coronavirus

イギリスでスーパーマーケットの外で並ぶ時には、2メートルくらいの間隔を空けて並ぶように言われています。