コロナウイルスと英国。スーパーマーケットに何も売っていない!?【後編】（2020年3月の様子）

【注意】特に煽るようなつもりでこの記事は書いておりません。

Facebookにイギリスの状況を3月18日アップしたところ、「煽るニュースはいらないです。たかがコロナっていう感じしかないですけどね」というご意見もありました。

このコメントに対しオランダ在住の女性が、「EUではこの騒ぎ、煽りじゃ無いですよ。非常事態に等しい状況ですから」とコメントしてくださいました。

Facebookはわたし自身、海外在住の人や日本にいる仲間と繋がりたくて情報交換をしたくて自分自身の為にアップしている部分もあります。

今回、トリニティ記事にするか少し悩みましたが、海外の様子が知りたいと思っている方の為にシェアさせていただきます。

また、日本在住の方と色々な意味で温度差があるかもしれないと思いましたが、日本も3月25日夜の都知事の緊急記者会見後からスーパーマーケットに食料品を買い込む人の行列ができ状況が変わりつつあります。

イギリス在住のわたしが経験したことや思ったことをまとめました。

3月13日金曜日。
この日、イギリスでも売れ残っているのか、安売りされているコロナビールを買いました。

やはりネーミング的に今は誰も買いたくないのかもしれません。

イギリスの航空会社がコロナの影響で、ひとつ無くなってしまいました。

みんなが生活必需品を買いまくっています。

パスタを買おうと思ったら、スーパーマーケットの棚から消えていました。

緊迫感と嵐の前の静けさを感じさせます。イギリス人は国民性として、あまりパニックにならないイメージはありました。

イギリスで国際結婚をしてから、妊娠、出産、育児など様々な経験をしていますが、イギリス人のママはすごくタフです。

まあ、出産してもその日に退院するような国ですから。

そんなイギリス人が、こんなにパニックになって、スーパーマーケットの商品が消えているなんて、信じられない！　と思いました。

近所のスーパーマーケットから、パスタ、パン、小麦、ティッシュ、トイレットペーパーが消えました。

※ 3月13日金曜日から徐々に食料品が消えています。

３月１２日、ジョンソン英国首相が新型コロナウイルスに関して声明を発表した影響もあるかもしれません。

ジョンソン英国首相は、
「コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ−１９）が世界と我が国に拡大し続けており，今後数か月にかけて続くことは明らかである」

「症例数は急激に上昇するだろうし，実際のところ現在の本当の症例数は確定したものより高いし，もしかしたらずっと高いかもしれない」

と仰っており、外出を控えることも呼びかけられています。

事態の深刻さを感じる内容でした。

今後、数か月続くのが明らかと仰っており、それは事態に向けて備えなきゃ！　と引き締まる感じはしました。

ジョンソン英国首相の言われている数か月という期間は長いと思いましたが、これからどうなるのでしょう……

これだけ食材がなかったら、考えないと料理がパズルみたいです。

3月18日水曜日、近所のスーパーマーケットから野菜、お肉類、牛乳、卵の全てが消えました。

トイレットペーパーとパスタは一週間くらい前から手に入りにくくなっています。

しかし、カップラーメンとラーメンは普通にあったので買えました。

日本人のわたしからしたら、カップラーメンこそ非常食に最適な気がしますが、ヨーロピアンはパスタを買い占めるみたいです。

わたしは非常食で思いつくのはラーメンですが、ヨーロピアンはパスタみたいです。

イギリスからパスタが消えています。
オムツと牛乳がしばらく買えなかったらちょっと困ります。

現在、買い込まないように規制してくれているスーパーマーケットが増えているみたいです。

家から離れたスーパーマーケットに行ったところ、牛乳、卵、小麦粉を買うことができました。

パスタは完売でしたが、息子の紙おむつも最後の一つを買えました。

ただ、いつもはお得用（たくさん枚数が入っている）を買っていますが、それは完売でした。
しかし、それでもたとえ枚数が少なくても買えてよかったです。

レジで並んでいたらレジの店員さんが、小麦粉を２つ買おうとしていたお客さんに
「1人ひとつです」
と言って、ひとつを回収されていました。

また、夫は他のお客さんがキッチンペーパーを予備にストックも買おうとしていて店員さんが
「1人ひとつです」と回収しているところを見たそうです。

このようにスーパーマーケットによっては、買い占めないように対策して下さっています。

小さな子供がいるので、オムツと牛乳がしばらく買えなかったらちょっと困ると思っていましたが、助かりました。

♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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