NARROWBOAT DECORATIVE ITEMS(写真はナローボートの屋根の上です)
今年の5月に河に大切な物を落としてしまうハプニングがありました!
ボート暮らしの〝あるあるハプニング〟
明らかに落としてしまったのだろう、というような物をロンドンの河で見かける時があります。
運河で落し物をしても、綺麗な水ではないので潜ってまで拾う人はあまりいません。
実際に運河で毎日暮らしていますが、まだ泳いでいる人を1人も見たことがありません。
つい最近、飼い主さんが木の棒を河に投げてラブラドールが泳いでいる姿を見ました。
河で泳いでいる犬もあまり見かけないので珍しい光景でした。
大切なボートのナンバープレートを落としてしまった!
(前回の続きです)
「磁石は? 磁石ならば、上手くプレートにくっ付いて拾えるかもしれない」
ということで、マグネットを買いに行きました。
ナローボートのナンバープレートの素材ならば、ピタッと磁石に引き寄せられそうでした。
夫がナローボートの壁(木の板)を買ったDIY用品が揃っているお店で磁石を探しました。
「マグネットありますか?」と店員さんに聞いたら用途を聞かれたので事情を話しました。
棚を開け閉めする時に利用するマグネットを勧めていただき2ポンドくらいで夫が購入しました。
早速、そのマグネットと棒をガムテープでくっ付けて沈んだナンバープレートを拾うことにしました。
しかし、マグネットの力が弱くて30センチくらいしかナンバープレートが上がって来ませんでした。
「とりあえず、一旦この作業はやめよう」と言う夫の提案でその日は悔しいけれど拾う作業をやめました。
その日、夫はナローボートの掲示板に投稿してナンバープレートがマグネットで拾えるか聞いていました。
「ナローボートのプレートはマグネットでは拾えない素材」だと教えてもらっていました。
さすが、ナローボート暮らしの人たちが集まるコミュニティーです。
そんなマニアックなことまで回答してくれるツワモノがいるとは‼︎
次の日(2日目)の挑戦⁉︎
次の日の朝、夫が寝ている時に早起きをしてボートの屋根に登りプレートが無事か確認しました。
ちょっとだけマグネットがついた棒でプレートを突っついてみましたが、やはり拾えません。
むしろ、川底の土が被っていきプレートが行方不明になりそうです。
この日は2人共、朝から仕事だったので落ちたプレートの様子確認で終わりました。
強力なマグネットが売っているお店探し
その日の夜、ロンドン生活が長い友人にマグネットについて聞いてみました。
イギリスで強力な磁石を売っているところを見たことがある? というとても不思議な質問をしました。
わたし達がナローボート暮らしだと知っているので、今回の出来事を説明すると一緒に拾う方法を考えてくれました。
「落ちた場所は確実? もう少し河が浅ければゴミを挟む掃除用品で拾えそうなのにね……」というような会話を。
掃除用のトングで拾える⁉︎
そうなのです!
実はわたしもプレートを落とした最初の日に、頭によぎったのは同じ物でした。
あれ(トング)ならば掴めそう! 買わなきゃ! と思ったくらいです。
実は運河の深さは、子どもが落ちてしまっても大丈夫なくらい浅い場所もあります。
水深150センチ……
少しトングでは拾うことが難しい深さです。
3日目の挑戦⁉︎
この日はわたしも夫も仕事が休みだったので、一緒にナローボートの屋根に上がりプレート拾いの作業をしました。
トングも難しいし、何で拾えば掴めるのだろう……
「長い棒が2本あれば拾えそうだね~」
という結論に至りました。
隣のボートの棒をお借りして、棒2本でお箸の豆掴みのように拾うことにしました。
ゲームセンターのクレーンゲーム
沈んだナンバープレートを拾う作業はゲームセンターのクレーンゲームに似ています。
わたしはクレーンゲームが得意ではないですが、もし得意な人がいれば拾えそうな落ち方をしています。
と、思ったら!!!
あ!
夫が一瞬でプレートをすくい上げてくれました。笑
と、いうことで我が家の落し物ハプニングは一件落着したわけです。
以上、ボート暮らしの〝あるあるハプニング〟でした。
次回もお楽しみに!
イギリスの運河でナローボート暮らしをしている日本人はまだ少ないので、取材などもいただいています。
ブログにナローボート情報を更新しています。
ナローボート生活のYouTubeもアップしていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。
ブログが新しくなりました!
︎♦国際結婚生活〜パバンめいのロンドンの暮らし方
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