忘年会、新年会と付き合いが多くなるシーズンですよね。
友達同士であれば楽しくワイワイと過ごせるのですが、仕事での付き合いとなると話は別。上司の話を聞かなきゃいけなかったり、いろいろストレスが溜まりやすくなります。
ストレスが貯まると自律神経のバランスが崩れ免疫力も低下してしまい、良い睡眠がとれなくなったり、食欲が落ちてしまったり、肌トラブルも。実は、第2チャクラは、ストレスを感じたり心配事があると崩れてしまうんです。だから、暴飲暴食、お酒の量も増えてしまったり……年末年始には気をつけたいですよね。(第2チャクラに関してはこちら)
もっと怖いことに、ストレスをうまく発散できないと心筋梗塞や狭心症なども発症することがあるんです。アメリカの心臓学者マイヤー・フリードマンとレイ・ローゼンマンは、心筋梗塞といった心臓病のかかりやすい性格や行動を研究したんです。強い競争心があったり、野心家だったり、短期だったり、目標達成に超努力するタイプの人は特に虚血性心疾患になりやすいといわれています(注1)。
残念ながら、日々の生活の中でストレスを感じない人はいないんです。ストレスをうまく流していく「術」を知っておくことが大切なんです。
身体のためにも心のためにも、意識的にストレスを流す・発散する時間をつくることが大切です。
森林に囲まれた温泉でも行ってのんびりできれば最高ですが……忙しくてどこか行く時間もないし、どうしたらいいの!? という方にお勧めなのが“写真を観ながら音楽を聴く”ことです。
東京大学の宮下保司教授は、脳内におけるイメージ生成のプロセスがどのような神経回路によって引き起こされるかなど視覚イメージの神経メカニズムの研究をされています(注2)。
実際の視覚であっても、イメージによるものでも、下部側頭連合野という脳の部位が働いているとのことです。ある情景をリアルにイメージしながら音楽を聴いているうちにリアルな情景が脳の中に再現されるんです。脳内では妄想も現実も区別がつかないのであたかも自分は今その情景の前にいるかのように反応するんです。
わかりやすく実験してみましょう、それではイメージしてみてくださいね。
レモンがあなたの目の前にあります。新鮮な黄色いレモンをナイフでスライスしましょう。スライスしている時にレモンの果汁がジュワ~っと出てきました。早速スライスしたレモンを食べてみましょう。なぁ~んて言っているうちに唾液が出てませんか? イメージしたことに対して脳も身体も反応してくれるんです。
好きな音楽でストレス発散できそうな曲があったら、音楽は何でもOKです。疲れてしまう音楽よりはゆったりリラックスできる脳波が出る音楽がオススメ。
私たちは自然の一部です。自然に戻っていくのが自然な流れであり、自然な生き物だからこそ自然に魅了されます。自然に安心感を覚えているんです。さらに、森林・海といった大自然には、超低周波~超高周波といった幅広い領域の周波数が盛りだくさんです。