私は不幸なんです……!
「私はこんなに、こんなに、こんなに不幸なんですっ!」と不幸自慢をする人っていますよね。
すごいなって思います。
すごいですけど、私は近づきません。
だって怖いから。
不幸なオーラを自信満々に出している人に近づくと、ものすごく影響を受けてしまうのです。
だから、たとえばFACEBOOKで仕事の愚痴とかばっかり書いている人は友達としてつながる前にブロックしてしまっても良いと思います。
こう言ってはなんですが、そういう類の人たちって『エナジーヴァンパイア』なのです。
他人のエナジーを奪ってしまう恐ろしい存在。そんなに酷いことをしているのに法では裁けない強敵です。
というわけで、『エナジーヴァンパイア』には近づかないこと。
とっても大事です。
私の話、聞いてないでしょ!?
自分は『エナジーヴァンパイア』ではないと思っていても相手にそう思われた時点で相手にされなくなっても仕方ありません。
そうすると「誰も私の話を聞いてくれない!」とか「みんなが私を無視する!」とか、またもや不満のオンパレードを垂れ流し、余計、嫌われていきます。
気持ちはわからなくないのですが、これはとても危険です。
いま、もしかしたら、本当に辛い状況なのかもしれません。
でも、そもそも誰もあなたの話を聞いてくれない以前の問題はないでしょうか。
たとえば、リアルでもネットでも愚痴を垂れ流してばかりいたら、誰だって遠ざかって行くと思います。関わりたくないですから。
「そうはいうけど、仲間なら話くらい聞いてくれたっていいでしょ!」と思うかもしれません。
私もそれは思いますよ。
仲間なら話を聞きます。
仲間なら。
でも『エナジーヴァンパイア』の話は聞きません。
誰だってそうでしょう?
私の話を聞いてくれませんか?
話を聞いて欲しいなら、つらい話に限らずですが、聞いてもらうためのコミュニケーションってありますよね。
話をするって簡単なようで結構高度なのです。
まず話を聞いて欲しいということを相手に伝えないと会話ってはじまらないのです。
恋愛をイメージするとわかりやすいのですが会話が弾まない相手とは「次はないな……」って思いませんか。
話の内容も大事ですが、言葉のキャッチボールをする意志を伝えないと、相手にされなくて当然なのです。
別におもしろい話じゃなくてもコミュニケーションの意思が伝われば会話って成立しますよね。