こんにちは。
mikaです。
人と出会った時、人はお互い第一印象でまず相手を判断しています。
もちろん、私も第一印象は受けます。
そして、その判断が正しいと書いている著名人の本も多いです。
皆さんはそういう本を目にしたこと、読んだことはありますか?
それらの書いてある内容はほぼ似たり寄ったりだと思いますが……。
すべて読んだわけではないので言い切りません(笑)
ですが、その内容をビジネスだけではなく日常にも取り入れると自分が悩み苦しむことのほうが多くなるかもしれません。
なぜなら、それはその人の一部分を判断しただけに過ぎないからです。
— あなたはどうしているのか? —
最近は人の話を聴く機会が増えました。
個人的には人の話を聴く時はただ聴くことに注意をしています。
話の途中に自分に対しての質問があれば、できるだけ端的にその質問に答えることはしますが。
ある日「私の話を聴きたい」という稀有な方がいらっしゃり、私の物事の受け方のお話をしました。
そういうことは書きはしても人に話すことはないのですが、ご質問の応えとしてその一部をご説明させて頂きました。
— 人を判断するということについて —
最初に書いたように、おおかたの人は第一印象でその人を判断します。
それからいくつかの言葉をかわし、その間にも受けとった印象でその人を自分の都合も入れてジャッジしていく。
この人は自分にとって、いい人かどうか……。
この人は自分にとって、好ましいかどうか……。
けどそのジャッジ、それは本当に正しいのでしょうか?
それは自分の損得の入ったフィルターを通していて、自分が判断したのはその人の断片でしかないですが……。
— 人は病気ではなくてもみな多重人格 —
人と出会ったその数分の、その数時間の間に自分に感じたものが、その人の全部ではないです。
自分自身を考えて、そうではないですか?
夫の前では妻の顔、子供の前では母の顔、勤務先では上司なり部下の顔、同僚の顔、友達の顔、その友達の前ですら友達によって顔が違う人がいます。
例えば、自分の子供に色気を感じて欲しい母親はいないでしょう?
そういう部分は子供に見せないでしょう?
でも、夫には女として扱ってもらいたいし、できるだけ良い妻だとも思われたいでしょう?
たとえ自分に愛人がいたとしても……。
それら含めてみんな自分です。
そういうふうに人はみな自分のある側面しか人に見せないし、人のことはみな部分的にしか見えていません。
それでする自分の判断は本当に正しいのでしょうか?
— 情報を削ぎと落とす —
じゃ、どう判断するのか?
私は脳科学者でも心理学者でもカウンセラーでもありません。
何の権威も何の威厳も名声もありません。
ですが、心理的なことで自分が迷うことはありません。
なぜなら、現実だけをとり入れるからです。
その見かたは、こんな感じです。
初対面の人と会った時は、第一印象は受けとっても、そこから判断は始まりません。
ベールをかけずに、ただ目の前のその人を見ます。
人である。女性である。ピアスをしている。スカートをはいている……などと。
目で見えることだけを情報としてシンプルに脳に入れるようにします。
それだけです。
でも、そうすると自分のあらゆる種類の思考が入り込むことがないので、自分の損得勘定や相手の持つ名声や権威、表情や態度に惑わされることもなく、目の前の相手を正しく見ることができます。
正しく見ると正しい判断ができます。
目に見えている情報に形容詞をつけないこと。
色は目に見えている事実なのでそこまでしなくてもいいと思いますが、自分ではそれもそぎ落とします。
これ以上、詳しく説明するともうわけのわからんことになると思うので言いませんが(笑)
けど、そういう見かたを当たり前にすれば思考は迷わないので、自分の心は常に落ち着いています。
すると、正しい判断が、のちにも自分が苦しくならない判断が「判断」という言葉なしに、そこにあるのがわかります。
脳はシンプルに使うと、心も乱れることはありません。
アメブロ
猫と癌と諸々と。。
『癌と闘わない 私の選択』
電子書籍 700円
《mika さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/mika_y/?c=157365