今こそ変革の時!『脱・自信のない私』とは?〜一緒に自信の無さについて考えて行きましょう!

「私、自分に自信がないんです……!」という人がとにかく多い!

「私、自分に自信がないんです……!」という人がとにかく多いです。
さっそくツッコミを入れますが、そのほとんどの方々、ものすごく自信満々に言うのです。

力強く、そして誇り高く!
「自信、あるじゃん……」と思ってしまいます。

気持ちはわからないでもありませんが、毎回ほぼこのパターンなので、ときどき笑いをこらえられなくなりそうになります。

とはいえ、それだけ本気で自分に自信が持てないということに悩んでいることなのでしょうね。
その気持ちは私もとてもわかります。

なので、今から一緒に自信の無さについて考えて行きましょう!

 

「自信を下さい!」って誰に言っているの?

自信がない人の中で多くの人は自信を持ちたがっているわけですよね。
それはものすごく正論だと思うのですが、ここでまたツッコミどころがあるのです。

「自信を下さい!」という人も案外多いのです。
後押しして欲しいという意味だとは思うのですが、コトバ通りに受け取ると、「ごめん、無理……」というしかありません。

数年前にスーザン・ボイルが『翼をください』という歌を改めて日本で流行らせてくれました。
私たちは人間なので基本的に翼は生えてきません。
なので、神様に翼が欲しいと願っても間違いではありません。
実現可能かどうかは別として。

でも「自信を下さい!」は、事情が違うのです。
漢字を見てみましょう。

「自分を信じる」と書いて自信なのです。

褒められても喜ばない方っていますよね。
褒められると怒りだす方とか。
彼らも典型的な自分に自信がないタイプです。

せっかく長所があるから褒めているのに正直困ってしまうことってありませんか。

ダメ出しばかりしたら、どっちにしろキレる可能性が高いですから、その時点でコミュニケーションが取れていないのです。
自信があろうとなかろうとどうでも良いから、とにかく話を進めたくなりますよね。

褒めると「具体的に言って下さい!」と顔を真っ赤にしてしつこく聞いて来る方も身近にいませんか。

「あなたは優しいですね」とか「あなたはステキですね」とか「自信をなくす必要なんかありませんよ、あなたは輝いていますから」とか、こちらは素直に言っているつもりでも「それって、どういうことですか?」って。

決して嘘やお世辞を言っているわけではないのですが追求して来る人というのは結局のところ、自分も信じていませんし、他人も信じていないのです。

「ほら。説明できないじゃないの! どうせ私のこと本当はダメ子だと思っているんでしょう!」とマジギレしてしまうのです。

 

人はそれを『確信』と呼ぶ!

自分を信じられないから他人に自信を与えて貰いたい。

この気持ちは痛いほどわかるのです。
ただ、少しだけその手のタイプの方々は感違いをしているのです。

褒めてくれた相手に対して具体的に褒めろと強要するタイプの方が欲しいのは『自信』ではなく『確信』です。

具体性や根拠があって、なおかつ誰かが100パーセント保障してくれたら自信につながると勘違いしているのです。
でも、残念ながらそれは自信ではありません。

確信は自信とはまったくの別モノです。

とても重要なことですよ。

自信とは自分の内側から出てくるものであり、外側から貼りつけるものではありません。
これを勘違いしているうちは、永遠に自信は手に入りません。
「はじめに自身ありき」です。
それが自信につながるのです。

忘れないで下さい。