自分の立ち振る舞いをどれだけ自覚してる? ~ それが周囲に大きな影響を与えている~

ところがこのパーマン、人気になりすぎてこんな都市伝説も耳にするようになりました。
それは『パーマンごっこ』です。
風呂敷でも何でもいいのですが、マント代わりに布を代用して遊ぶのです。
そうすると、パーマンになりきった子供が自分は飛べると錯覚して高いところから飛び降りて怪我をしてしまうのです。
さすがに高層ビルから飛び降りたとかそういう話はないですが、それでも危ないですよね。
「もしかしたら空を飛べるかもしれない!」という子供の可能性やロマンを潰してしまうのはどうかと思いますが、そこは気を付けて欲しいところです。

これも自覚の問題なのです。
『パーマンごっこ』と言っているのにいつの間にか自分を本物のパーマンだと思い込んでしまって現実の自分の存在を認識するのを忘れてしまうのです。

現実を忘れるくらい楽しい遊びなのはある意味素晴らしいのですが、本当は自分は本物のパーマンセットを身に着けているわけではない普通の人間だとわかっていれば、怪我をせずに済んだのです。

こういう話をすると『パーマンごっこ』は危険だから禁止しようとかそういう流れになりそうですが、そういう話がしたいのではありません。
子供は子供なりに色々と想像力を掻き立てて行動し、失敗し、痛い目を見て学び、成長していくのです。
それを露骨に邪魔してはいけません。
ただ、自分自身を冷静に自覚できた方が良いよというたとえ話だと思って下さい。

 

オシャレが気になる?

自分を自覚すると、人生そのものが変わってきます。

たとえば女性の多くはネイルアートが好きだと思います。
キレイですよね。
でも、ネイルにばかり気をとられていて自分の表情を自覚できていなかったらどうでしょうか。

もしかしたら知らず知らずに他人を睨みつけているような顔になっているかもしれません。
でも、そういうことって自分では気づきづらいですし他人に指摘されないとわからないかもしれません。

美容院で髪形をセットして良い気分になっていても、言葉遣いが乱暴だったらどうでしょうか。
少なくとも「素敵女子」からは程遠くなりますよね。

ビシッとスーツでキメていても電車の中で足を組んでいたら、単なる迷惑な人だと思われてしまいます。
素敵なアクセサリーを身に着けても四六時中スマホを見ていたらカッコよくも何ともありません。
歩きスマホなんてしていたらそれこそバイオハザードです。
自分も他人も見えていない最悪な状態です。

自分の日々の外見、内面をどちらも客観視できるように意識すると良いと思います。
自分が見えていない人は、知らず知らずに周囲から減点されていくと思って下さい。

「私は悪くない!」といくら自己弁護しても無駄です。
生きている以上、自分という影響は自分にも他人にも常に何かしら影響を与えているのです。
自分の内面外面をきちんと把握し、自分らしさが見えてくると人生はもっと輝いてきますからね。

 

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