今回は病気のことではないですが、たとえ病気の人であっても、
その言い訳が『ただの甘え』だと感じる人がいたら、失うものは一緒かもしれません。
—言い訳と引き換えになるもの—
誰しも一度くらい言い訳したことはあると思いますが……
そのあと、周りによそよそしさを感じたり、
人の目や聞こえてくる話に敏感になったり……
後ろめたさからそういうことが気になってしまうことって
結構あるんじゃないかと思います。
言い訳というのは、つまり『逃避する』ということ
『現実での逃避』 『空想への逃避』 『病気になることでの逃避』
などがあります。
たとえば、職場で何かプレッシャーになることができ、
それから逃げたい時など、それが病気への逃避だとすると
「昨日から頭痛が酷くて……」「今、急に腹痛が起こって……」
などとできない理由を病気とします。
ちょっと考えれば、すぐバレることはわかっていても、
こういう時の人の精神は、幼児退行するんですね。
そして、それをしてしまったら……
そのあと、その人は職場で誰からも信用されなくなります。
なぜなら、自分のすべきことを放棄したから。
まぁ、仕方ないですよね……
一時の嫌な事を回避したばかりに、人の信頼をすべて失ってしまう。
そんなアホらしいこと……
けど、それが言い訳をするということです。
—言い訳は自分も裏切る—
逃避というのは自分を守るための『怠慢』や『甘え』です。
たとえば、『こうなりたい自分』という目標があってダイエットをしていたり、
資格をとるための勉強をしていたとします。
けど、いつも途中で断念してしまう人というのは、
『やりたくない』と感じた時から、驚くほど
自分が変わらなくていい言い訳をどんどんどんどん作り出していきませんか?
そして、それを自分の中で正当化してしまう。
それが、自分で自分を裏切っているということです。
それを繰り返すと『努力しても成功できない』という思いが定着し、
いつまでたっても『なりたい理想の自分』にはなれず、いつの間にか
目標さえ見失ってしまうという悪循環になります。(脳関係の本より)
—言い訳する人の開き直り—
言い訳ばかりする人が、それを人から注意されると
「そうですよ。私は言い訳ばかりします。言い訳しないで生きていけるほど、強くないですから!」
と言われる人も中にはいらっしゃるでしょう。
確かに人はみなそれほど強くはないですが、
『元々、自分と違って強い人間だからあの人は言い訳しないんだ』と思ってる人がいたら、
その考え方はちょっと違うと思います。
言い訳しない人は『言い訳が信用なくすことを知っている人』
だから、弱くても言い訳はしない。
自分のためにも周りのためにも……
弱いから言い訳をするんではなく、言い訳をしないから強くいられる。
だから、その人は強く見える。
そして、それで本当に強くなっていくのだと思います。
—言い訳をしない方法—
言い訳をしなくなった人は必ず変わります。
次第に強くなるので責任感も出てきて、周りの人から信頼されるようになります。
なぜなら、それによって、自分の行動力や決断力もそなわるから。
言い訳をしないだけで、自分からも人からも逃げなくなる。
そうなった人はもちろん意志も強くなるのでダイエットにも成功しやすくなるでしょう。
言い訳しないことって、言わなければいいだけのことなので
本当は簡単なんですけど、言い訳グセがついてしまっている人には、
ちょっと難しいのかもしれません。
では、どうするか
まず、言い訳したくなった時は、意識を自分の口に持っていきます。
そして、口の内側をギュッとしめる。
すると唾液がたまってきます。
それを、『したい言い訳』と一緒にゴクッと飲み込む。
緊張している場合、口の中が乾いてるかもしれませんが、
それでもゴクッと口の中の空気を飲み込むようにすればいいです。
これは自分の潜在意識のコントロール法とされているものです。
(睡眠療法の本より)
これができた時、言い訳というのは自分を守るものではなく、
貶めるものだということに気づくことができるのではないでしょうか。
言い訳というのは、上手であればあるほど人を不愉快にさせるものなので、
みなさん、これからも決して習得されませんように(笑)
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