年末年始は自分のペースでゆったり過ごそう。心身を癒して、晴れやかな気持ちで新年を

年末年始

年末年始はゆったり過ごそう

今年も残りわずか。今年1年を振り返り、様々なことを感じていることでしょう。みなさんにとって、2023年はどんな1年でしたか。楽しかったこと、そして辛かったこともたくさんあったはずです。精神レベルが高いあなたですから、様々な経験を通じて学び、成長してきたことでしょう。

過去を振り返ると、反省したり、後悔したりすることもありますが、今年1年を頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげてくださいね。そして、晴れやかな気持ちで新年を迎え、有意義に過していくため、年末年始は自分のペースでゆったり過ごしながら、心と身体を癒しましょう。

とはいえ、普段以上に忙しい年末年始を過ごされる方もいらっしゃいます。プライベートや仕事など、やるべきことに追われて、なかなか自分の時間をとれないという方が多いのが現実です。そのため、普段以上に無理をしてしまう恐れがあります。

時間も、自分自身の体力や気力も、無限ではありません。有限ですよね。だからこそ、完璧は求めず、優先順位をつけて取り組みましょう。たとえば、何かしらのタスクを省略したり、頼めることは誰かにお願いしたりするのです。自分のペースがカツカツにならないよう、こんな風に調整してみましょう。

頑張り過ぎてエネルギーを注ぎ過ぎてしまうと心も身体も疲れ切ってしまいます。そうでなくても師走の忙しさで疲れているはずです。晴れやかな気持ちで新年を迎えるためにも、自分のペースでゆったり過ごしながら心と身体を癒しましょう。

年末年始は普段以上に笑顔で

「笑う門には福来る」ということわざのように、笑顔でいると幸運を引き寄せることができます。年末年始こそ、普段以上に笑顔で過ごすことを心がけましょう。年初めは特に笑顔でスタートしたいですよね。そのためには年末も笑顔で気持ち良く過ごすことが大切です。そんな気分ではないという状況であっても、笑顔をつくれば脳がだまされて「楽しい」と思えるようになります。自分のために笑ってみてください。どんどん元気になっていきますよ。

とはいえ、心身共に余裕がないと笑顔でいるのは難しいです。それどころかイライラしてしまいそうですよね。イライラ以外にも不安や怒りなどのネガティブな感情はネガティブな出来事を引き寄せてしまうことになりかねません。またネガティブな感情は周囲に伝染しやすいため、要注意です。年末年始にネガティブの連鎖が起きてしまっては最悪です。

楽しくないと笑顔をつくるのは難しいかもしれませんが、苦笑いからでも構いません。とりあえず笑顔をつくって表情筋をほぐしてあげてください。続けていくうちに表情筋肉も鍛えられて、だんだん自然に笑顔をつくれるようになっていきます。自分ではぎこちないと思っていても表情筋の動きが脳に伝わり、楽しくなっていきます。円満な人間関係を保つためにも、自分自身が穏やかに過ごすためにも、自分のペースでゆったり過ごし、笑顔で過ごすことを心がけましょう。

休み方に注意

年末年始は生活リズムが乱れやすくなります。そのため、休み方に注意が必要です。自分のペースでゆったり過ごすとはいえ、ダラダラし過ぎないようにしましょう。

特に睡眠には気をつけてください。夜更かしして昼まで寝てしまうという生活を繰り返してしまうと昼夜逆転してしまいます。昼夜逆転してしまうと生活リズムや睡眠サイクルが乱れてしまい、疲れやすくなったり、眠れなくなったりします。いわゆる「正月ボケ」のような状態になってしまうと辛いですよね。そのため、しっかり寝て休むのは良いことですが、生活リズムや睡眠サイクルを崩さないよう、意識して過ごしましょう。

また、睡眠サイクルが乱れてしまうと睡眠不足になりやすいです。睡眠不足が続いてしまうと疲労だけでなくストレスも溜まってイライラしやすくなります。笑顔で過ごすためにも、しっかり睡眠をとることが大切です。

しっかり眠るためには

しっかり睡眠をとるため、寝る前に心と身体をリラックスさせてあげましょう。寝る1~2時間前には照明は暗めにして寝る準備を整えてください。夜のスマートフォンやパソコンの操作は睡眠の質を下げる原因となります。寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなったりするため、最低でも寝る30分前には見るのを控えるようにしましょう。

また、寝る前はカフェインは睡眠の妨げになります。コーヒー、紅茶、緑茶などはカフェインを多く含みますので、寝る前は控えましょう。また、冷えの原因にもなりますので、冬は特に飲み過ぎに気をつけましょう。夜のおすすめドリンクは血行を良くしてくれる白湯、リラックス効果の高いハーブティや豆乳です。

さらにお風呂で身体を温めることで安眠効果を得ることができます。ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで新陳代謝が良くなり、疲労回復効果も期待できます。39~40℃で10~15分くらい入るのがおすすめです。ぬるめのお風呂は交感神経(活発・緊張モード)が優位になるのを抑え、脳の興奮を落ちつかせてくれます。そのため、リラックス効果が高まり、ぐっすり眠れます。

忙しくても自分の心と身体を優先して

忙しいと自分の時間を後回しにしがちですが、自分自身が穏やかに過ごすためにも無理は禁物です。忙しくても心身が疲れていると感じたら、休むことを優先してくださいね。疲れていたり、イライラしたりするときこそ、お風呂にゆっくり浸かって早めに寝るようにしましょう。

忙しい年末年始ですが、晴れやかな気持ちで新年を迎えるためにも自分のペースでゆったり過ごしながら心と身体を癒しましょう。みなさまにとって、良い年末年始になりますように。





  

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