今年も残りわずか、しっかり冷え対策して師走を乗り切ろう。おすすめは生姜シロップ

冷えは万病のもと

寒いですね。冬なので当たり前ですが、本当に寒いです。寒過ぎて朝起きて布団から出るのがツライ、そして外出するのも億劫ですよね。そして、寒いと当然、体調を崩しやすくなります。「冷えは万病のもと」と言いますからね。また、身体だけでなくメンタルの不調に陥りやすい時期でもあります。

精神的な原因がなくても、寒くなってからウツっぽくなることがあるのです。その場合は焦らず、身体をしっかり温めてあげましょう。心の健康を保つためにも身体を温めることは必要不可欠です。きっと、しっかり寒さ対策をしているはずですが、外側だけでなく内側からもしっかり対策して温めてあげましょう。

身体を冷やすカフェインに注意

まずは身体を冷やさないための対策についてです。一概には言えませんが、カフェインの摂り過ぎは身体を冷やすと言われています。また、利尿作用も強いため、冷え性の方、トイレが近い方はカフェインを多く含む飲み物を控えることをおすすめします。温かい飲み物といえば、おそらくコーヒーや緑茶が定番ですが、これらはカフェインが多く含まれています。一日３杯くらいを目安にして飲み過ぎないように気をつけましょう。

おすすめはノンカフェインの麦茶です。麦茶はノンカフェインなので利尿作用がありません。さらに、整腸作用、便秘改善も期待できます。師走はけっこう飲み食いする機会も多いので、おすすめです。糖質やカロリーもほとんどないため、ダイエットにも効果的です。ホット麦茶で温まりながら、お腹の調子も整えてあげてくださいね。

また、ほうじ茶もおすすめです。ほうじ茶は比較的にカフェインが少ないお茶です。あの香ばしい香りにはピラジンという成分が含まれています。ピラジンは血流を良くする効果が高いため、冷え性にも効果的です。ポリフェノールも含まれているで、口臭や虫歯の予防にも役立ちます。食事中だけでなく、食後にも非常におすすめです。

生姜で身体の内側から温める

生姜は身体を温めてくれる食材として最も有名です。また、免疫力を高める効果や老化予防、ダイエット効果もあります。痛みをとったり、熱を下げたりする効果もありますので、風邪予防にも最適です。身体を温めることで、うつっぽい症状を改善する効果もありますので、理由もないのにモヤモヤするときは生姜を摂ってみてください。

冬になると生姜関連の商品を見かけることが多くなりますよね。もちろん、市販の商品でもOKですが、ぜひ生の生姜を摂ってみてください。香りも良いので、おすすめですよ。生姜はすりおろして加熱することで健康効果が高まります。辛み成分であるジンゲロールは過熱することでショウガオールという成分に変わり、身体を温める効果が高まるからです。

生姜といえば、生姜紅茶が有名ですが、温かいスープやカレーなどの煮込み料理にもおすすめです。すりおろした生姜を加えて10分ほど加熱して食べてください。特におすすめは生姜入り味噌汁です。味噌汁1杯にすりおろした生姜を大さじ1杯弱を目安に入れ、温かい内に飲んでください。

生姜シロップを作ってみよう

生姜シロップを作り置きしておけば、手軽に生姜を摂ることができます。簡単で美味しいので、ぜひ作ってみてくださいね。

作り方

①生姜（200g）の皮をむき、薄切りにしてください。

②薄切りにした生姜と水（200ml）を鍋に入れ、フタをして火にかけます。

③沸騰したら弱火にして10分煮込んでください。

④砂糖（200g）を加え、溶けたらフタをずらし、更に5分煮込みます。

⑤火を止めて、そのまま一晩置きましょう。

⑥生姜は取り出して、すりおろした生姜（小さじ１～２）を加えたら完成です。

生姜シロップ入りのドリンクで身体を温めよう

生姜シロップを加えれば、身体を温めてくれるホットドリンクが簡単に作れます。お湯150mlに、生姜シロップ小さじ1～2杯を目安に入れてください。お好みでレモンを入れると爽やかな風味を楽しめます。炭酸水で割れば、ジンジャーエールになります。ホットミルク、ヨーグルトにかけても美味しいです。紅茶に加えれば、簡単に生姜紅茶を作ることができます。

その都度、生姜をすりおろす必要がないので、おすすめです。取り出した生姜は砂糖漬けにすればお茶請けになります。汁気をよく切って生乾きにした生姜に、砂糖をまぶしてください。さらに乾かしたら完成です。きれいな容器に入れて保存してください。