超簡単、サクっと読書して心も身体もリラックスしよう～短時間でもOK、おすすめは絵本

夏は読書でリラックス

毎日暑いですね。夏だから暑くて当然ですが、こう暑いと外に行くのも一苦労です。すでに夏バテ気味だという人も増えてきているのではないでしょうか。これから８月を迎え、ますます暑さが増します。しっかり水分補給をして体調管理に気をつけましょう。

夏は成長の時期、夏バテでグッタリしていては勿体ないですよ。太陽の光を浴びて青々とした葉を茂らせる植物のように、私たち人間にとっても夏は心身ともに大きく成長できる季節です。暑さに負けず、有意義に楽しく過ごしていきましょう。

そういえば、夏と言えば夏休み、夏休みと言えば宿題でした。問題集や絵日記などが定番ですが、読書感想文の宿題もありました。感想文を書くのは大変でしたが、良い本に出会う良いきっかけにもなりましたよね。中には読書が苦手だったり、日常の忙しさなどで読書の時間が取れなかったりして、読書離れしている人もいらっしゃるかもしれません。しかし、読書は知識だけでなく様々な効果を得ることができます。そして、リラックス効果もあるのです。

夏は暑くて室内で過ごす時間も増えるので、じっくり読書するチャンスですよ。夏こそ積極的に読書することをおすすめします。というわけで、今回は読書することで得られるリラックス効果についてお話します。

短時間の読書でOK

「You’re never alone with a book（良書があれば決して孤独にはならない）」という英語の格言があります。この格言の通り、読書をすることで、孤独を感じにくくさせ、ストレスを軽減させる効果やリラックス効果を得ることができるのです。読書のリラックス効果は音楽鑑賞やコーヒーなどの様々なストレス解消法を上回るストレス解消効果があるとも分析されています。すごいですよね。そして、もっとすごいのが、短時間の読書でもリラックス効果を得ることができるということです。

読書のリラックス効果は科学的に認められていて、イギリスの研究によると読書の時間がわずかでもストレスが軽減される効果が得られるそうです。なんと、5分間の読書でストレスが6割以上も軽減されるそうですそのため、読書が苦手だという人でも心配無用です。

イギリスでは、「ビブリオセラピー」（読書療法）として、薬の代わりに本が処方されるシステムが2013年に認可されているそうです。自分の状態に合った本を読むことで、行動をより良い方向に変えたり、ストレスを和らげたりするなど、様々な効果が得られるそうです。

好きな本でOK、おすすめは絵本

どんな本を読もうか迷うかもしれませんが、特に決まりはありません。そのときの気分に合う本を、サクっとトピック一つだけでも読めばOKです。そして、小説でも、マンガでもOKです。マンガでも同じように読書の効果を得ることができるのです。これなら継続して読むのが苦手な人でも、活字が苦手な人でも、ストレスを感じずに済みそうですよね。内容は何でも構いませんが、おすすめをいくつか紹介します。

一番のおすすめは、絵本です。読書が苦手な人は絵本から始めると良いですよ。「絵本＝子どもの本」というイメージかもしれませんが、大人も楽しめる絵本、大人の心に響く素敵な絵本もたくさんあります。絵本って、深いテーマを描いたものが多いです。大人だからこそ深く理解して、より感銘を受けることができます。絵本は短い中にテーマが凝縮されているので、時間がない人にもおすすめです。

フィクション系もおすすめです。フィクション系の本を読むことで、コミュニケーション能力が高まるからです。登場人物に感情移入して読むことで、共感能力が高まり、実生活でも相手の気持ちや言っていることが理解しやすくなります。自分と同じような問題を抱える登場人物に共感することで、自分自身を客観的に見つめ直すこともできます。

登場人物が最後に幸せになったとき、自分も同様に幸せになれると感じられたり、登場人物が困難を乗り越えたとき、私たちはそこから問題解決の新しい方法を学んだりすることもできます。物語から生きる勇気や喜びを得ることで、心に栄養を与えてあげてください。

ちなみに、落ち込んだり、疲れたりしてネガティブな状態のときは暗めの本がおすすめです。無理に元気になろうとして、ポジティブ系の本を読まなくてもOKです。ポジティブな状態なら前向きに受け入れられるかもしれませんが、ネガティブな状態のときに読んでも逆に落ち込んでしまうこともあるからです。暗めの本から読んでみて、徐々にポジティブな内容にしていくと良いですよ。

また、刺激の強いもの、残酷なシーンが多そうなものはNGです。無意識にショックを受けてしまう可能性があるので、ネガティブな状態のときは避けましょう。