行動するのが面倒なときこそ、身体を動かしてみよう
なにか行動を起こすときって、けっこうエネルギーが必要です。特に疲れていると、日常の中の些細なことですら、面倒くさいですよね。やるか、やらないかで迷うこともあります。また、やりたくなくて後回しにしたりすることもあります。そんなとき、行動できないのは自分にやる気がないからだと思っていませんか。そもそもやる気なんてものは、もともと存在しません。そのため、やる気のことなんて気にしなくても良いのです。
多くの人が何か行動を起こそうとするとき、やる気にとらわれてしまいがちです。しかし、やる気があるから行動できるのではなく、行動することでやる気が出てくるのです。頭で考えたり、悩んだりしているだけではやる気が出てくることはありません。身体を動かして行動することで、気分が乗ってきて、やる気が出てくるのです。
ときには、やりたくないとか、面倒くさいと思うこともあります。ダルくてダラダラしたくなることもありますよね。だからといって、すべてを後回しにすることはできません。また、後回しにしてばかりいると、やることが増えていくばかりです。いつかはやらなくてはいけないことなら、早くやってしまった方が良いと思いませんか。
最終的にやらざるを得ないことでしたら、ササっと早めに取りかかる方が良いですよね。迷っている時間も勿体ないですし、後回しにするほど面倒くささが増して余計にやりたくなくなってしまいます。行動するのが面倒なときこそ、頭で考えるのはやめて身体を動かすことをおすすめします。頭で悩むだけでは何も変わりません。
しかし、身体を動かすことで物事は確実に前に進んで行きます。そうすれば、やる気が出て行動に拍車がかかってくるはずです。重い腰を上げて行動するのは大変ではありますが、やってしまえば悩んでいるときよりもずっと楽になりますよ。
行動するのが面倒なのは自分を信じていないから
迷ったり、悩んだりしていると、心身に負担がかかりやすいです。行動することを後回しにすればするほど、ストレスは溜まっていく一方です。行動しないでいたら、その時間ずっと悩むことになります。そのことが頭の片隅にいつまでも残っていたら、気持ち悪いですよね。そのため、やるかやらないか悩むより、ササっとやってしまう方が楽なのです。早めに取りかかれば、それだけ物事は進んでいきます。そうすれば、気持ちもスッキリしますし、早く取りかかった分だけストレスも軽減します。
どのようなことでも、できるだけ悩む時間や考える時間を減らすよう、意識してみてください。そのためには、とにかく自分を信じることが大切です。自分ならできると自信を持ってください。失敗することもあるかもしれませんが、それはあくまでも経験なので気にする必要はありませんよ。失敗を恐れて、あれこれ考えていると余計に行動することが怖くなってしまいます。怖さが増す前に動いてしまえば、思っていたより大丈夫だと感じることがほとんどです。
そして、完璧にやろうと思わないことです。なんでも完璧にやろうとするほど、プレッシャーになってしまい、余計にやりたくなくなってしまいます。何事も7割か8割くらいの出来でOKだと思うことが大切です。そうすることで、気持ちがスーッと楽になり、焦りや苛立ちがなく物事に取り組むことができますよ。最初からゴール設定は高くして自分にプレッシャーを与える必要はありません。
きっと、自分ではそのようなつもりはないかもしれません。しかし、真面目な人ほど最初から物事にしっかり取り組みたいと思うため、無意識に完璧主義に陥って自分自身にプレッシャーを与えてしまうのです。プレッシャーを感じていたら、行動することが怖くなったり、やりたくないと感じたりするのは当然のことです。気楽に取り組んだ方が本来の自分の能力が発揮できるはずです。そのためにも、自分に自信を持って、迷ったり、悩んだりする時間をらすようにしましょう。
誰かに相談して気楽に、責任感は程々に
やるか、やらないかで悩むのはやめましょう。最初から、やると決断して、ササっと行動しましょう。そのためにも、それなりにできればOKだと自分に許可して、気楽に行動しましょう。1つでも行動すればやる気が出て行動に拍車がかかります。やるか、やらないかで考えたら、誰だってやるたくないと考えてしまうと思います。なぜなら行動するより、行動しない方が楽だからです。迷っている時間が長引くほど、やりたくなくなります。だからこそ、動いてしまいましょう。
また、やりたくないことほど、白黒はっきりつけないことです。成功したら良いとか、失敗したらダメだとか思わないことが大切です。それなりにできれば良いと思って、どんどん身体を動かしてみてください。最初から完璧を求めるために考え続けるのではなく、身体を動しながら考えて行動を変えていけば良いのです。それを繰り返すことで、どんどん結果を塗り替えていくことができます。それでも、どうしても悩んでしまう場合は身近な人に相談することをおすすめします。
どんなときも自分一人で考えたり、悩んだりするのはやめましょう。誰かの力を借りても良いと自分自身に許可してあげてくださいね。あなたは決して一人ではありませんよ。なにに対しても責任感を強く持ち過ぎないようにしましょう。「やらなくてはいけない」という思いが強過ぎると、それが強迫観念のように自分にのしかかってきて、つらくなってしまうこともあります。迷いや悩みという足かせを外して、軽やかに行動していきましょうね。あなたなら、きっと大丈夫ですよ。自信を持って取り組んでみてくださいね。