自分に優しくしていますか
「自分に厳しく、他人に優しく」と言いますが、実際には自分に厳しいと他人にも厳しくなってしまう人がほとんどです。
自分に厳しくしてしまうと妥協を許さないため、つねに高い目標に向き合うことになります。
いつまでも自分に満足ができないため、自己肯定感が下がっていき、イライラしてストレスが溜まりやすくなります。
そうなると、他人に対しても同じように厳しくなってしまい、結局は「自分に厳しく、他人にも厳しく」になってしまうのです。
たまにいますよね、ダメ出しばかりしてくる人。
そういう人って、自分で自分を追い込んで頑張っているから、相手にも同じように頑張ることを求めてしまいがちなのです。
そういう口やかましい人が自分の周りにいたら嫌ですよね。
そして、自分がそうりたくはないはずです。
また、自分に厳しいと、鏡で映したように周りの人も自分に厳しくなることがあります。
自分がどのような振る舞いをするかで、相手の振る舞いも変わります。
ブーメランのように、自分のしたことが自分に返ってくるのです。
そうならないためにも、自分に厳しくするのはやめて、自分に優しくなりましょう。
自分の心が満たされていないと、他人に優しくすることだって難しいですよ。
誰よりも自分を満たしてあげられるのは自分自身
あなたは自分に優しくしていますか。
自分に厳しくし過ぎて、自分を叱ってしまうこと、ありませんか。
自分の心を誰よりも満たしてあげられるのは、自分自身です。
自分で自分の機嫌をとって、自分のことを甘やかしてあげてください。
そして、たくさん喜ばせてあげましょう。
つい、誰かに期待したり、依存したりしてしまうこともありますよね。
誰かに察して欲しいと思うこともありますが、そのような気持ちは今すぐ手放してください。
誰よりも自分を満たしてあげられるのは自分自身です。
自分の素直な気持ちをきちんと受け取って、自分に優しくしてあげることが大切なのです。
自分がどう見られているかを気にして、自分の気持ちをないがしろにしたり、自分に厳しくするのはやめましょう。
自分に優しくして心が満たされていれば、他人に対しても自然に優しくしたくなります。
他人に優しくすれば、いつかきっと自分にも優しさが返ってくるようになりますよ。
そうなっていけば、人間関係もより円滑になり、ますます心が満たされていくことでしょう。
自分に厳しくするのはやめて、「自分にも、他人にも優しく」を心がけましょう。
自分に優しくすることは甘えではない
自分に優くすることを恐れる必要はありません。
自身に優しくすることは、決して甘えではないのです。
自分に厳しくしないと、堕落してしまうのではと不安になることもあるでしょう。
もちろん、自分を律することは必要ですが、他人に迷惑をかけるようなことがなければ自分に厳しくする必要はありませんし、問題も生じません。
また、相手に対する敬意を払うことを忘れず、マナーを守ったり、非常識な行動や態度をとらなければ、信頼を失うこともありません。
ときには弱い気持ちになることだってあります。
疲れて怠けたくなるときだってありますよね。
そんなときに自分を追いつめてまで頑張る必要はありません。
自分の気持ちを我慢して無理をしてはいけませんよ。
自分に厳しくしてしまうのは、自分のためでもあると思われるかもしれません。
しかし、自分に厳しくし過ぎて「できない自分」を責めたり、罰したりしてしまうと、余計に自分に自信が持てなくなり、自己肯定感が下がってしまいます。
人それぞれ、自分の置かれている状況をより良くするため、力を尽くして一生懸命に生きています。
だからこそ、自分に厳しくする以上に、自分に優しくすることも自分のためであることを忘れないでくださいね。
気持ちの切り替えを大切に
よく、仕事のオンとオフの切り替えをすることが大切だと言いますよね。
しかし、オンとオフの切り替えが上手くいかず、プライベートの時間でも仕事のことを考えてしまい、気持ちが休まらないという人も多いです。
オンとオフの切り替えが上手に切り替えることができれば、それぞれの時間にやるべきこtに集中して取り組むことができます。
仕事のときは、余計なことを考えず、集中して取り組めば、仕事の効率が上がります。
プライベートのときは、仕事の悩みなどを持ち込まないことで、ゆっくり休んだり、プライベートの時間を楽しんだりすることで、リフレッシュできます。
そうすることで、仕事の、プライベートの時間をより充実させることができて、より満足感を得ることができます。
同じように、いつでも自分を厳しくする必要はないのです。
普段はできるだけオフの時間である「自分に優しくする時間」を大切にして、ストレスを溜めないよう過ごして力を温存しましょう。
人生って、厳しい状況に直面してしまうときの方が多い気がします。
だからこそ、人は磨かれて成長できるのですが、いつも自分を厳しい状況にばかり追い込んでしまっては心も身体も休まりません。
一昔前、「24時間戦えますか」なんてフレーズの栄養ドリンクのCMがありましたが、そんなの無理ですよね。
だからこそ、オンとオフの切り替えが大切なのです。
つねに頑張るのではななく、「やるときはやる」でOKです。
本当に必要なときに集中して力を発揮できるよう、自分に優しくするオフの時間を大切にお過ごしてくださいね。
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