疲れやすい春は心身の不調に注意して、ゆとりを持って軽やかに~春のストレスケア~

春

春は心も身体も疲れやすい

何もかもが面倒でイライラすること、ありませんか。現代はとてもストレスが多いです。
そのため、現代人である私たちにとって、ストレスは切っても切れない存在なのです。
特に春は環境の変化などで体力とメンタルの消耗が激しい時期です。心身の不調を感じる方が多く、それに加え日常的なストレスなどもあるため、人によっては「春なのに、なんで辛いのだろう」なんて悩んでしまうこともあります。せっかくの春、元気に楽しく過ごしたいですよね。
それなのに、気分も乗らないし身体も思うように動かないと不安になってしまいますよね。

春は自律神経の乱れにより、身体がだるさや眠気、頭痛や腰痛などの身体の不調が起きやすいのです。春は温かくて過ごしやすいイメージがありますが、1年の内でも寒暖差が大きい時期ですし、気圧の変化も激しいため、疲れやだるさ、眠気を感じやすくなります。
人によっては花粉症の症状で体力が低下し、疲れやだるさ、眠気を感じやすくなります。
身体がこれだけ疲れていると、心にも影響するのは当たり前です。イライラする、やる気が出ない、気分が落ち込むなどの心の不調も自律神経の乱れが原因である場合が多いのです。

身体の不調と心の不調、どちらのの疲れも適切に対処していくことが大切です。気をつけないと、ストレスまみれになってしまいます。そのためにも、心と身体のケアが必要不可欠です。
今回は春のストレスケアについてお話します。

心も身体も健やかでいられるよう、春の疲れをしっかりケアしましょう。「これくらい大丈夫」と見過ごしたり我慢したりせず、ご自分を労わってあげてください。一番に自分の心身の声に気づけるのは自分自身なのですから。

 

まずは規則正しい生活習慣を

疲れを取るといっても方法は様々ですが、特別なことをする前に基本的な生活習慣を見直すことが大切です。規則正しい生活習慣を心がけましょう。当たり前のことかもしれませんが、案外難しいですよね。だって、身体が疲れていたら、そんなに思うようにいかないものです。
できないのは、決して気合や根性が足りないからではありませんので安心してくださいね。
一つずつでも構いません。できることから取り組んでみましょう。

まずは健康的な食事を心がけましょう。偏った食事は自律神経の乱れの原因になります。疲れると食事の準備をするのも大変なので、余計におろそかになりがちです。疲れているときほど、栄養バランスを心がけてくださいね。

そして生活リズムを心がけましょう。できるだけ決まった時間に起きたり寝たりするために、少し工夫してみましょう。起きたらカーテンを開けて朝日が入るようにしたり、朝食を食べたりすることで生活リズムが整ってきます。

夜は、スマホやパソコンの操作、カフェインやアルコールの摂取は控え、寝る2時間前までに入浴すると寝つきが良くなります。ぬるめ(40℃くらい)のお風呂はリラックス効果が高く、安眠効果だけでなく心の疲れにも効果的です。お湯に浸かることで身体が温まって、全身の血行が良くなります。体温を調節するため発汗が促進され、新陳代謝が良くなり疲労回復効果が得られます。

疲れた身体をしっかり休ませることは、次の日の活力にも繋がります。イキイキと活動するためにも、規則正しい生活習慣を心がけてくださいね。

 

香りの癒し効果で心も身体もスッキリ

香りの癒し効果でイライラやモヤモヤを和らげることができます。香りの成分は嗅覚を通じて脳に届きます。香りの刺激が脳に届く時間は0.2秒以下と言われています。一瞬でリラックスできるので、イライラするときや気持ちが落ち着かないときは香りのリラックス効果を活用してみてください。

精油(エッセンシャルオイル)には自律神経系のバランスを整える働きがあるのでお勧めです。
万能なラベンダーや、花粉症にも効果的なユーカリ、ティーツリー、ミントなどがお勧めです。
心も身体もスッキリしますよ。

ハンカチやティッシュに精油を1滴垂らして、ゆっくりと深く呼吸をすることを意識して香りを楽しんでください。もしくは小さなカップなどに熱いお湯を入れ、その中にアロマオイルを数滴垂らして香りを楽しんでください。香りを楽しみなながら、ゆっくり深呼吸してみてください。
深呼吸することで、副交感神経が優位になり、気持ちが落ち着いてきますよ。

バスソルトもお勧めです。ガラスの瓶に精油と天然塩を入れて、スプーンでよく混ぜて下さい。
天然塩大さじ1杯に対し、精油1~5滴が基本の分量です。お風呂のリラックス効果がさらに高まりますよ。

(注意)
精油(エッセンシャルオイル)を使用する際、妊娠中の方、持病をお持ちの方、敏感肌の方、その他使用に不安のある方は専門家や専門医にご相談の上、ご使用ください。
なお、動物への使用はおやめ下さい。

 

心にゆとりを持って軽やかに

身体が疲れていると、心にゆとりが持てないこともあります。やる気が出ないときは、まず自分の心と身体の声に耳を傾けてみてください。決して自分を責めず、まずは自分の状態を受け入れ、対処してあげることが大切です。

イライラしたり気分が落ち込んだり、やる気が出ないときは誰にでもあります。そんなときは
「やらなくてはいけない」と自分を追い込むのではなく、60%~80%くらいの力で取り組んでみてください。20%は心にゆとりを持つために取っておいてくださいね。
完璧にやろうとせず、軽い気持ちで取り組んで、行動した自分を褒めてあげましょう。

どうしても気が進まないときは休むことも必要です。考え過ぎてしまうとネガティブループにハマってしまいます。休むときは全てを忘れて休むことに集中することが大切です。
時間を決めて、しっかり休んで軽やかに行動しましょう。

春の不調に負けず、楽しく有意義に過ごせますように。そのためには、自分のストレスを見過ごしたり我慢したりせず、しっかりケアしてあげてくださいね。

 

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