花粉症と上手く付き合って、春を楽しみましょう～つらい症状を和らげて快適に～

春は花粉症との戦い

暖かくなってきましたね。過ごしやすくなりましたが、花粉症で少し苦しい思いをされている方もいらっしゃると思います。

生活に支障が出てしまうほど花粉症に悩まされてしまうこともあります。くしゃみ、鼻水、目の痒みや充血だけでなく、人によっては頭が痛くなったり肌が痒くなったりすることもあります。中にはお腹を下すこともあるそうです。

今回は、花粉症の症状を和らげるための対策をご紹介します。

薬を飲んでいる方も多いと思いますが、プラスアルファで対策することで症状を和らげることができます。どんどん飛散量が増えていますので、少しでも症状が悪化するのを防いで快適に過ごせるよう、ぜひ実践してみてくださいね。

花粉に負けない身体づくりを

①免疫力を高める

まずは普段の生活習慣を見直し、より健康的に生活することを心がけましょう。免疫力を高めて体調を整えてあげることが症状を和らげるために最も大切です。特に、睡眠不足が続くと免疫力が低下してしまいます。睡眠時間を確保、質の高い睡眠を心がけてください。そのためには寝る前の行動を見直してみることをお勧めします。できるだけ入浴の際にシャワーで済ませるだけではなく、お湯に浸かって温まって下さい。

そしてリラックスして過ごしましょう。寝る前にパソコンやスマートフォンの画面を見ると睡眠の妨げになりますので、寝る１～２時間前は控えるようにしましょう。またカフェインの摂取も控えることをお勧めします。カフェインには覚醒作用がありますので睡眠の妨げになるだけでなく利尿作用により夜中にトイレに起きる回数が増えてしまう恐れがあります。

花粉症の症状で寝苦しさを感じることもあると思います。それはそうとして、花粉症とは関係ないことで眠れないということがないよう気をつけてくださいね。

②規則正しい食生活を

花粉症の症状を和らげるためには、食生活の見直しも必要です。栄養バランスの良い食生活は免疫力を高めるうえでも大切なことです。食物繊維や乳酸菌を摂って腸内環境を整えることで花粉症の症状を和らげる効果が期待できます。

乳酸菌といえばヨーグルト。毎日少しずつ食べると効果的です。また味噌や醤油、お酢、ぬか漬け、納豆などの発酵食品にも乳酸菌が豊富に含まれています。ゴボウ、レンコンなどの根菜類、キノコ類、海藻などの食物繊維を豊富に含む食材と一緒に食べると効果が高まります。

症状を悪化させないためには、脂っぽいものや肉類は控えることをお勧めします。腸内環境を整えるためにも脂質の摂り過ぎには気をつけてください。そして香辛料や刺激の強い食物にも気をつけてください。香辛料は鼻の粘膜を刺激するため、アレルギー反応を促進させる恐れがあります。ジャンクフードのような味の濃い食べ物や激辛な食べ物、スパイシーな食べ物は摂り過ぎないよう気をつけてください。

一気に減らそうとするとストレスになってしまうので食べる回数を減らすなど、少しずつ実践してみてくださいね。