レタスは心にも身体にも優しい野菜!? ~レタスを食べてリラックス!!~

レタス

レタスには仲間がたくさんいる!?

レタスって、とても種類が豊富なのですよ。
一般的に「レタス」と聞くと、「玉レタス」が真っ先に思い浮かぶかもしれませんね。

玉レタスとは、極一般的な結球レタスのことです。
結球とは、レタスやキャベツなどの葉が、一枚一枚重なって球状になったものです。

あとは「サニーレタス」とか、「リーフレタス」とか、「フリルレタス」などがよく知られているかもしれませんね。

他にも「〇〇レタス」という名前でなくても、「サンチュ」「サラダ菜」、「グリーンリーフ」もレタスの仲間です。

 

美味しいレタスの選び方

どの種類のレタスも、芯の切り口が10円玉大で白く、葉がみずみずしくて元気なものを選んでください。

玉レタスのような結球タイプは、葉の巻きが適度にふんわりとしたもの、持ったときに見た目よりも軽いものを選ぶと良いそうです。

サニーレタスやリーフレタスなどの結球しないタイプは、葉先をチェックしてみてください。
葉先が色濃く、みずみずしいもの、葉先の縮れ具合が細かいものが食感も良いのでお勧めですよ。

ちなみに、芯の切り口から乳白色のドロリとした液体が出ているレタスはとても新鮮です。
この液体は、先ほどお話した「ラクチュコピクリン」という成分なので心配無用です。

反対に、切り口が赤く変色しているレタスは少し古くなっているものなので気をつけてくださいね。

 

レタスの芯の切り口から出ている白い液体が名前の由来に!?

そして、この白い液体、名前の由来にも関係しているのですよ。
レタスは和名で「チシャ」といいます。
「チシャ」は「乳草(ちちくさ)」の略で、レタスの芯の切り口から出る白い液体の見た目に基づいて付けられたそうです。

また、レタスの語源は、ラテン語の「乳」を意味する「lac(ラク)」で、「lactuca(ラクトゥカ)」など呼び名が徐々に変わっていき、14世紀に英語で『lettuce(レタス)』になったと言われています。

 

レタスの保存方法

レタスはとてもデリケートな野菜です。
乾燥に弱く、すぐにしなびてしまうのです。

レタスが乾燥から守ってあげるため、濡れた新聞紙などで包んで袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れてください。

ただし、レタスは水分量が多いため、それほど日持ちしません。
使いきる目安は1週間程度で考えてください。

その際、切ったり、ちぎったりせず、玉のままで保存するほうが長持ちしやすいです。
また、冷蔵庫の野菜室に入れる際、葉先が上を向くように軸を底にして立てて入れると長持ちしやすいので試してみてくださいね。

レタス

 

温かいレタス料理もお勧め!!

レタスはサラダのイメージが強いかもしれませんが、加熱調理しても美味しく食べられますよ。
短時間で加熱すれば、ビタミンCの流失もほぼありません。
また、レタスに含まれているビタミンEは「脂溶性ビタミン」なので、油と合わせて調理することで、しっかりと吸収することができるので、加熱調理はお勧めですよ。

実は、レタスって、それほど栄養価が高くないので、加熱して量を多く摂った方がお得です。
加熱すると、かさが減り、しんなりして食べやすくなるので、その分、食物繊維やビタミン類をより多く摂れます。

鍋物や炒め物など、すぐに火が通るので、手軽に調理できます。
豚肉と一緒にサッと茹でて、しゃぶしゃぶサラダにしても美味しいですよ。

卵との相性も抜群に良いです。
強火で溶き卵を炒め、半分ぐらい火が通ったらレタスを入れて20秒ほど炒めたらOKです。

他の食材とも合わせやすいので、いろいろ楽しみながら調理してみてくださいね。
きっとお気に入りのレシピが見つかると思いますよ。

寒い日が続きますが、温かいレタス料理を食べて、心も身体もリラックスして楽しくお過ごしくださいね。

 

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