ダメな私でも主人公!? 泣いて笑ってハッピーエンドな物語!!〜どんな自分でも愛してあげること

私

どんな自分でも愛してあげることが大切

突然ですが、アナタは自分のことが好きですか。
もしかすると、中には自分のことが好きではないという方もいらっしゃるかもしれません。

「自分の全てが大好き!」とまでいかなくても、自分のことを好きであることは大切なことです。
自分のことが好きか嫌いかによって、自己評価が高くなったり、極端に低くなったりするからです。

もちろん、誰にでも、「自分のこういう所が好きではない」という面があるかもしれません。
顔や性格、体形がどうとか、性格がどうとか、学力がどうとか、考えだしたらキリがありません。

しかし、そんなこと実はどうでも良いのです。
外見がどうであれ、内面がどうであれ、それぞれに個性があり違うからこそ、一人一人価値があるのですからね。

そう分かっていながらも、私たちは日々起こる様々な出来事を通じて、そのことをうっかり忘れてしまいがちです。
ちょっとした失敗でも、失敗してしまった自分を恥じて必要以上に責めてしまったり、他人と比べて劣っている面がある自分を追いこんでしまったりするのです。

そうなってしまうと、残念ながら自分のことを好きだなんて思えなくなってしまいます。
自分のことが好きでなければ、自分の頑張りを評価することは難しいです。
このように、自己評価が下がってしまうと自己肯定感も下がってしまい、ますます自分のことを好きでいられなくなってしまいます。

自分のことを好きでいられれば、自分で自分自身を評価してあげることが出来るようになります。
自己評価が高まることで、自己肯定感も高めることが出来るので、どんどん自分のことが好きになっていきます。

どんな自分であっても、かけがえのない自分という存在を愛してあげてください。
そうすることで、アナタの人生はますます素晴らしいものになっていきますよ。
ぜひ、自分のことをたくさん褒めてあげてくださいね。

 

創作物のヒロインと私

ドラマや映画に登場するヒロイン。どう思いますか。
「私、頭悪くって……」とか「私、可愛くないし」とか言っていても、結局は地頭が良かったり、本当は可愛かったりして、徐々にチヤホヤされていって「嘘くさいな……」なんて冷めた目で見てしまうことってありませんか。

だからといって作品が必ずしもつまらないのかというと決してそういうことはありませんよね。
いつしか自分自身を主人公に投影し、感情移入して、気が付けばどっぷりハマっているということも案外多いのではないでしょうか。

私

「嘘くさいな……」と頭では思っていても、気が付けば画面を見ながら大号泣。
しかも、現実世界では「どうせ私なんか……」なんて思っているくせに、作品に触れていると自分のことを棚に上げて、まるで自分が主人公になったかのようにあれこれイメージしてしまう。

一時的には大げさなほど感情移入して、自分と主人公を同一視して一喜一憂しているのに、作品を見終わった直後はまるで何事もなかったかのように元の自己嫌悪な自分に戻ってしまう。
人間ってつくづく身勝手かつ不思議な生き物ですよね。

 

「私」が主人公の映画の主人公を書こう!?

先ほど「身勝手」というコトバを使いました。
でも、極論を言えば人間はみんな身勝手です。
コトバを言い換えれば、「身勝手」は「自由でいいじゃん!」とも解釈できますよね。

もちろん厳密には身勝手というのは悪い意味合いです。
でも、卑屈にならず、ここは「人間は……私は、もっと、自由で良いんだ!」という解釈にすると少しだけ気持ちが穏やかになれるのではないかと思います。

自由には責任が伴います。
それさえ忘れなければ他に難しいルールはありません。
他人が嫌がっていることを、しつこくするとか、マナー違反さえしなければいいのです。

後は『私の人生』というテーマの創作をすればいいのです。
もちろん、主人公はアナタ自身です。
今あなたが、どんな状況に置かれているのかはわかりません。
でも、そこをプロローグとして、自由に未来を思い描いてみてください。
バッドエンドが良いと思う人は別ですが、そうでなければ、ハッピーエンドになるシナリオをどんどんイメージしてみてください。

コツとしては今、どんなに劣っている何かがあっても、コンプレックスに感じている何かがあっても、それを克服するなり受け入れるなりして、未来を切り開いていく、成長していく、という設定を付け加えることです。

後はアナタという主人公をどういうキャラクターに育ててハッピーエンドにしていきたいかという設定が大事になってきます。

気合と根性でのし上がっていくタイプの主人公が良いのか、何度失敗しても「テヘペロ……」と言って笑ってごまかしつつ、過去にとらわれず前向きに人生を切り開いていくタイプが良いのか。
それは好みの問題で決めてOK!

後は、それを自分という役者を使って演じ続けるだけです。
「この主人公ならこんな時、こんな立ち振る舞いをするだろうな」という言葉遣いや態度を取り続ければ良いのです。

「このくらいの時期にはこのくらいに成長しているだろう……」なんて考えれば、章ごとの目指す着地点も見えてくると思います。

私

ただし、映画も自分の人生も共通点があります。
作品を投げだしたら、そこで終了ということ。
ドラマなら打ち切りになってしまいますよね。

自分の人生という名のドラマ。
別に打ち切りにする必要なんて無いわけですから、どんどん続編を作って、どんどん楽しくしていきましょう!

 

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