絵を描くことと、サイキック能力を通して、 自分に自信を持ってもらい、幸せになってもらえれば最高です。〜氷室奈美さんインタビュー〈前編〉

氷室奈美さん

【ブラジル人講師から学んだサイキック・セミナーでさらなる能力の開花へ】

—— そのプログラムで何か変わった体験はありましたか?

氷室さん
ある呼吸法を学ぶということで、皆で寝転んでそのワークを始めたら、私の場合は、いきなりビジョンが見え始めたんですね。マンダラが回っているという映像でした。しかも、エメラルドグリーンで、マンダラの中央に牡羊座のマークに見えるんですね。
これはいまだに、なぜ牡羊座なのか理由はわかりません。私は生まれはおとめ座ですし。ただこの体験は、あまりにも鮮烈で。極彩色の映像が、いきなりはっきりとした意識の中で体験できましたので、見せられた意味はまだよくわかりませんが、貴重な体験として記憶にしっかりと残っていますね。
しいて言えば、この体験後からは、より透視能力が発揮しやすくなった感じはありますね。

—— その後はそういうビジョン体験は?

氷室さん
寝入りばなや寝起きの際に、瞑想をすることが多いのですが、そういう時にたまに見ますね。私の場合、カラフルな南国のような風景、画家のアンリ・ルソーが描くような南国ジャングルの光景、のようなものを見ることがなぜか多いです。

—— 漫画家としてのキャリアと占いとのキャリアは同時進行でしたか?

氷室さん
いえ、『タロットウォーズ』が終了する1994年までは、漫画だけで手一杯でした。98年頃からは、肉体的にも精神的にもしんどくなってきたので、漫画家活動をセーブ気味にして、24時間の好きな時間に仕事ができる電話占いを同時進行させた感じです。

—— やはりオカルティックなテーマの漫画を描くと疲れたりしますか?

氷室さん
いえ、それはなかったですね。むしろ楽しんで描けますから。疲れたのは、単に漫画家自体がとてもハードな仕事であり、バブル景気で仕事もたくさんあった時代だったから、だと思います。

 

【「オーラが見えるようになるセミナー」への氷室さんの思いとは?】

—— 現在は「オーラが見えるようになるワークショップ」などを行っていますが、氷室さん自身が「オーラが見えている」と、明確にわかったのはいつ頃でしたか?

氷室さん
前述したように、中学生の頃なのですが、当時はまだオーラという確信はありませんでした。そして同じく前述した8日間のワークショップで「オーラを見る」テクニックを学んで、それを実践してみたときに、「あ、やはり幼少期から見ていたのはオーラだった」という確信が得られたように思えますね。

—— 「オーラを見る」という行為は、どのようなものだととらえていらっしゃいますか?

氷室さん
セミナーでも説明しているのは、「オーラとして見えているものは、多くの場合、あなたが頭でイメージしているものが投影された世界です」ということです。
例えばある人を見て、その人が嘘を抱えていたり、ネガティブなものに包まれているといったイメージを受けたら、それはきっと、その人の周辺に、やや黒ずんだオーラとして見えてくるわけです。
でも、そこで立ち止まって考える必要があるんですね。
「これは私のマインドが決めつけたその人のオーラであって、その人の本質的なものではないはずだ」と。
このように受け取ったイメージによってつくられた仮想オーラと、相手の本質的なオーラの間にある境界線を外して、「そのギャップを埋めていく行為」が、「オーラを見るという行為」だと私は考えています。
つまり、イメージで相手を見るのではなく、相手の本質を見てあげることが、オーラ透視の意義だと思います。

 

—— 後編へ続く ——

*氷室奈美さんの「透視画」個人カウンセリング
オンラインも可能です!

7月18日(土)~個人カウンセリング@徳島(オンライン可)
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■氷室奈美さんプロフィール■

氷室奈美さん

ひむろ なみ

幼少の頃より、様々な神秘体験を経験し、中学生の頃からタロット占いを始める。 21歳の時、朝日ソノラマ(当時)発行の少女ホラー漫画誌『ハロウィン』主催、楳図かずお賞佳作『READER(カード占い師)』で漫画家デビュー。

占いや精神世界をテーマにした漫画連載を数多く発表。代表作は『タロットウォーズ』。〈現在、集英社(ホーム社)漫画文庫から1~5巻の漫画文庫本になって発売中〉

また、そのかたわら老舗のダイヤル占い会社「メビウス」にも勤続10年で数千人をカウンセリングする。スピリチュアルイベントとは取材漫画を描く立場から関わり出展 し始める。タロット占い中に透視するものを絵に描き始めると、イベントは数分でご予約満員御礼、「透視画カウンセリング」を開始する。以降、日本各地のスピリチュア ルサロンや寺社などから出張の依頼や、中国やインドを始めとした海外からの招待にも応えている。

また、本年2018年1月24日発売、朝日新聞出版発行マンガ誌「HONKOWA(旧・ほんとにあった怖い話)」本誌で、原案 氷室奈美、マンガ 魚渕あかり先生の連載マンガ「オーラが教えてくれること」の連載第1回目が掲載。現在は、毎月30日発売コンビニ本「HONKOWA ASスペシャル」の偶数月号に隔月連載中。

全国のコンビニでマンガになって登場しています!

また往年の代表作マンガ「タロットウォーズ」等が、朝日新聞出版ネット配信ソノラマ+(プラス)で2018年5月からネット配信予定です。
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