絵を描くことと、サイキック能力を通して、 自分に自信を持ってもらい、幸せになってもらえれば最高です。〜氷室奈美さんインタビュー〈後編〉

氷室奈美さん

—— 前編より続く ——

 

—— 要するには、自分が見えているオーラが真実とは限らない、ということですね?

氷室さん
はい、そうです、絶対に。私が見るにしても、私というフィルターを通すわけですから、私の思い込みがどうしても介在してしまいますね。

ただ、その私の視ているものが、ひとつのヒントになることもたしかですし、こちらが思ってもみなかった映像が視えてくる、ということも実際にはすごくたくさんあります。
また、相手のイメージを作るよりも前に、パーっと映像が飛び込んでくることもあります。
ですから、「いかに先入観や決めつけをせずに相手を見る」、「受け取った映像をそのまましっかりと見る」ということが、オーラ透視での大切な学びになりますね。

—— どのような内容のセミナーですか?

氷室さん
オーラを見るための呼吸法や、感情があふれてきた際にそれを流すコツなど、オーラを見るための様々なメソッドをお伝えしています。
カウンセリングでもセミナーでも、「感情」に翻弄されてしまうという人は多いんですね。ですから、感情をどう扱うかというのは、このセミナーでも大きなテーマになっています。「オーラを見る」というと、すごく特別な世界のように思われがちですが、じつは私たちの日常には、見える世界と見えない世界が混在していて、だれもが一度くらいはオーラ視もしているわけですが、ただそれをそのようには認識できていないだけなんですね。
ですからこのセミナーでは、精神世界と呼ばれているものが、「じつはとても身近な世界だった」という発見や認識にも、改めてつなげてもらえればと思っています。
またこのセミナーには、カウンセラーやヒーラーさんなども来ますので、それぞれの活動のプラスアルファになるヒントが与えられたらと思っています。

—— 参加者の方々の反応はいかがですか?

氷室さん
比較的、透視能力の敏感な方も多く参加してくださっていまして、そういう方々は、やはり理解してくださるのも早いですね。
一方で、初めてオーラを見る体験をするという方は、反応は二つありまして、ひとつは「見えるようになった」と素直に発見が楽しめる方です。
もうひとつのタイプは、見えてはいても、新しい世界への恐怖が潜在的に少しあって「これが見えているのかどうか、よくわからない」と思う人ですね。
一応、どんな方でもオーラが見えるようにプログラム構成してありますので、ぜひ、心の中から恐怖心を取り除いて、新しい発見を楽しむ気持ちでワークショップにご参加くださるといいですね。

氷室奈美さん

 

【「透視画個人カウンセリング」に込められた思いと、これからについて】

—— 透視画個人カウンセリングは、いつもすぐに席が埋まってしまいますね。どれくらいのキャリアになりますか? また、始めた動機は?

氷室さん
最初に始めたのは、2006年11月のスピコンというイベントからです。当時は、あまり深い目的はなく、前世のことなどを口で説明するよりも、絵が描けるのでその才能を使って表現しようと思ったのが動機ですね。
最初は似顔絵も描かずに、その方の前世やスピリチュアルガイドの存在を鉛筆でサーッと描いく感じで始めました。そうしたらすごく喜んでもらえて反響もよかったので、その後、似顔絵やオーラをカラーで描いてという形で進化して、守護霊団まで描くという現在のスタイルになったんですね。