クリスマスを楽しみながらきれいに! 手作りを楽しむ アロマセラピー スキンケア 冬編

アロマセラピーで使用する植物オイルには、さまざまな種類があります。 精油の成分を皮膚の内部に運び込むためキャリアオイルとも呼ばれます。

クローブも殺菌や消毒の効果があるとして古くから大切に使用されてきました。
日本では丁子と呼ばれています。
欧米では、クリスマスにオレンジにクローブの花蕾を乾燥したものを刺してポマンダーを作る習慣があります。
クローブをぎっしりと深く刺すことでオレンジの果汁を吸収して乾燥を早めカビを防ぐことができるそうです。
刺し終えたらシナモンパウダーをまぶして乾燥させるそうです。
ポマンダーは、魔除けであり疫病などから守ってくれるものだったようです。

クローブのスキンケア効果としては、ニキビや傷、荒れなどもケアによいといわれていますが作用が強いため、フェイシャルやボディーの使用はプロ以外には向きません。
芳香浴として楽しみましょう。

妊娠中、授乳中も避けます。

・オレンジ
ポマンダーで使用されるオレンジも、クリスマスのイメージにぴったりです。
とくに、これまでご紹介してきたクリスマスの樹液系の精油と相性がよいので組み合わせて使うと、重厚な樹液の香りにオレンジならではの明るくさわやかな香りがプラスされて楽しめます。

オレンジの精油には、いろんな種類があります。
代表的なのは、オレンジスイートでさわやかな甘みのあるオレンジの香りです。
ビターは少し苦味のある香りです。
マンダリン、タンジュリンなどオレンジ系の精油もあります。
それぞれに効果がありますが共通点も多いので、比較しながら好きな香りを選ぶとよいでしょう。

代表的なオレンジスイートの効果としては、気分が明るくなる、心地よく眠りにつける、消化促進などがあるといわれています。
スキンケア効果としては、発汗作用、新陳代謝を高めるなどがあり、お肌はもちろん頭皮の健やかさを保つのにもおすすめです。

 

●手荒れにもハートにもやさしいハンドクリーム

分量:植物オイル30ml、蜜蝋6g、お好みの精油6滴
①オイルウォーマーでホホバオイルやお好みの植物オイルを温め、みつろうを入れて溶かします。
ウォーマーがないときはビーカーなどのガラス容器に入れて湯煎で溶かします。

②クリーム容器に移し入れて、お好みの精油を加えます。
クリスマスブレンドにするならフランキンセンス、安息香、オレンジなどにラベンダーやローズを組みわせるのもおすすめです。
竹串や爪楊枝などでしっかりと混ぜます。

③冷めたらふたをして完成です。

 

●マッサージオイルで至福の時間

植物オイル30mlにお好みの精油を、ボディ用は6滴、フェイス用は3滴入れます。
あとは、混ぜるだけでマッサージオイルが作れます。
この割合を基本に、使い切れるようもっと少量を作ってもよいでしょう。
香りに包まれながらマッサージすることによって、リラックス感が高まり精油の有効成分が皮膚に浸透していきます。

アロマセラピーで使用する植物オイルには、さまざまな種類があります。
精油の成分を皮膚の内部に運び込むためキャリアオイルとも呼ばれます。
それぞれに効果や特長があり、お好みで選ぶとよいでしょう。

よく使用されるのは、ホホバオイルです。
酸化しにくく変質しにくいところもおすすめです。
肌への浸透力に優れ有効成分が豊富で、肌を乾燥からも守ってくれるといわれています。

 

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