植物の力をかりてクールビューティ! 手作りを楽しむ アロマセラピー スキンケア 夏編

柑橘系は、使用後に太陽の光を浴びると肌が刺激される場合があるとされている。 夜や太陽の光を浴びない日に使うなどの工夫を。

●ハッピーな魔法の粉? 日焼け止めパウダー&フレグランスパウダー。

日焼け止めは、塗り直しが大切とよく言われるが、実際は、お出かけ先やお仕事中に塗り直しするのはなかなかむずかしい。メークも日焼け止めもオフして最初から塗り直しするのがよいかもしれないが、意外と肌に負担がかかる心配もある。パウダータイプの日焼け止めなら、汗や皮脂を軽くとった後にポンポンとやさしくつけられる。ムラができないよう軽く指でなじませれば、完了。しっかりとUV対策をしたい人は、ファンデーションやジェル、リキッドタイプなどお好みの日焼け止めの補助アイテムとして使うこともできる。
日焼け止めの材料を入れなければ、フレグランスパウダーとして使用できる。
消臭効果があると言われているパロマローザやレモングラスに、好きな香りの精油をプラス。シャワーやお風呂上がりに、お出かけ前に。
今回使用したホワイトクレイは、収斂効果が期待でき毛穴を引き締めてくれる効果もあるとか。
乾燥が気になる人は、しっかり水分と油分を補給してからご使用を。

☆材料

・ホワイトクレイ 10g
・二酸化チタン 0.5g(全体の5%以内)
・酸化亜鉛 0.5g(全体の5%以内)
・精油 1〜2滴
・ジッパー付きのビニール袋

☆作り方

①ジッパー付きのビニール袋に材料を入れて揉むようによく混ぜる。
②精油油を入れて、固まらないように混ぜ合わせる。玉があったらつぶすようにすると、意外ときれいになじんでいく。
③お好みの容器に入れる。パウダーファンデーション用の容器でもよいし、小
さなジッパー付きビニール袋に入れて携帯用にしてもよい。

 

●夏におすすめ! クール&フレッシュな精油たち

・ペパーミント
爽やかな香りと冷んやりした感覚が夏にぴったり。皮脂を抑えたい人にもおすすめ。注意事項は、目元では使わないと。
・ローズマリー
集中力アップ、若返りの精油とも言われている。肌の収斂、髪の成長にもよい
とか。高血圧の人は使用を避けて。
・レモングラス
元気な気分になれる精油。デオドラント効果もあるそうだ。香りは強めなので
少量でOK。妊娠中は使用を避けて。
・パロマローザ
爽やかさの中に華やかさのある香りが魅力。インドのアーユルヴェーダでも
使用される。あらゆる肌タイプに合うと言われている。

以下の柑橘系は、使用後に太陽の光を浴びると肌が刺激される場合があるとされている。
夜や太陽の光を浴びない日に使うなどの工夫を。

・ベルガモット
気分が晴れやかになる香り。皮脂を抑え、デオドラント効果にも期待。
・オレンジ
多くの人が好きな香り。新陳代謝をよくするとも言われている。
・グレープフルーツ
幸福感で満たされる香りで、食欲バランスも整えると言われ、そのためダイエ
ットによい精油として話題になった。
・レモン
フレッシュな香りは気分をリフレッシュしてくれるとともに、集中力もアッ
プ。レモンはデザートやお菓子の分野での最近人気。

※注意ポイント

・必ずパッチテスト(目立たない部分の肌で使用してみて反応を見る)を行う。
・精油によっては妊娠中や高血圧などの場合は使用を避けたいものがあるので
該当する場合は、それぞの注意事項に従う。
・アロマセラピーは、人によって合う合わないがあるので、自己責任において
自分の状態に合わせて行う。
・異常があった場合、気になることがある場合は医師の診断を受ける。

 

AEAJアロマテラピーアドバイザー
ヨガ講師(entertained)
アロマフレグランスストーン協会認定講師
監修 アロマセラピー講師 高島  由紀子先生

 

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