「批判」ではなく「アドバイス」と考える
個人的な攻撃や支離滅裂な批判ほど、カチンと来るものはありませんね。
でも批判されたからと言って、ただ闇雲に腹を立てるのは自分の可能性をしぼめてしまいます。先日、美容室でそれを痛感しました。
その時のお話です。
待ち時間にアイスコーヒーを頼んだら、そこの美容室では氷もアイスコーヒーで作られていました。
「ここはリッツカールトンか!?」
と思った私、すかさず店長さんに
「これはすごいですね!」
と伺ってみると、
「実は自分のアニキが店に来た時に『コーヒーマズッ!!』って言われたんですよ」
確かにその時は業務用コーヒーを出していて、それほど美味しいものでもなかったそうです。
そこで、マズいコーヒーを出すのは宜しくない!せっかくなら、お客様にも美味しいコーヒーを出そう!と思い立ち、クオリティーが高いコーヒーに替えて、せっかくなのでより美味しく飲んで頂ける様に、氷もアイスコーヒーでつくることにしたそうです。
別にお店のマニュアルがある訳ではなく、全て店長さんの裁量でやっているのだとか。
誰だって、批判されたら面白くないじゃないですか。
(しかも身内から!)
「お前の知った事かよ~!」
「関係ないのに口挟むな~!」
と思う人が大多数だと思うんです。
でも、その意見を謙虚に受け止めて、改善策を考えて実行するのが本当に素晴らしいなと思いました。
普通店長さんは、プライドもあるでしょうし、なかなか批判を受け止められない人も多いと思います。でもこの店長さんは、器が大きいのですね。
こういう話を聞くと、多少割高でもまたここに来ようと思う訳です。
「批判=自分への攻撃」
と捉えるのではなく
「批判=自分のクオリティーを上げてくれるアドバイス」
と冷静に捉えられると、カチンと来るのではなく、
「コンサルありがとう」
と上手に自分の糧にできる訳です。
トンチンカンな批判や悪口はスルーして結構ですが、あなたのためになる批判には、「ありがとう」と心をオープンにして素直に聞き入れた方が何倍も得ですよ!
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