世界線の概念をタイムトラベラーと体外離脱者の主張から考えてみる

世界線の概念を知っていると、予言が当たるとか当たらないという言い方は、的を得ていないことが分かります。正しくは、予言が実現する世界線と実現しない世界線があると言うべきなのです!
世界線の概念をタイムトラベラーと体外離脱者の主張から考えてみる

前回紹介したジョン・タイターは、2036年から、古いコンピュータIBM5100を手に入れるために1975年にタイムトラベルし、その後、1998年に来て2001年3月まで家族と過ごしていました。

 

世界線を用いたタイムトラベルの説明

タイターの世界線では、2034年にタイムマシンが発明されました。
彼が乗ってきたマシンC204は、まだ全く同じ世界線内を移動できるほど進歩していません。
しかし仮に、全く同じ世界線の過去に行けたとしても、未来の自分がそこに存在する事実が、新たな世界線を生み出してしまいます。

彼のマシンであまり遠い過去に行ってしまうと、現在自分がいる世界線と行き先の世界線との差が大きくなりすぎるので、安全にタイムトラベルができるのはだいたい60年くらいだそうです。
これなら、それぞれの世界線の過去の相違が、2%以内に収まるとのことです。

これを無視して例えば、無理矢理キリストに会いに行ったとしても、現在とはかなり違う過去の、もしかしたらキリストの存在しなかった世界線に行くかもしれないと、タイターは言っています。

タイターが自分のタイムトラベルと世界線との関係を、詳しく説明している書き込みがあります。
それを図示してみました。

彼が2000/12/30にした書き込みをこの図と絡めて紹介すると、こんな感じになります。

「2036年に私の世界線(A=赤線)で、1975年に行く任務を任されました。私はタイムマシンをオンにし、 (A)と約2%の違いがある1975年の世界線(B=緑線)に行きます。
世界線(B)に到着してタイムマシンをオフにした瞬間から、私という人間がそこに存在し始めたために、新しい世界線ができあがります。この線を(C=黄線)としましょう。1975年の(C)線において自分の任務を果たしているとき、この(C)線の延長上の世界で何が起きているかを知る必要性を感じました。そのため、再びタイムマシンをオンにして、(C)の延長上にある(注:1998年に到着してから)2000年に行くことになったのです。

タイムマシンをオフにした際、私はまた新たな世界線(D=青と水色の線)を生み出します。私の視点から見れば、私たちは今、2000年の世界線(D)に生きているわけです。」

世界線の概念が分かってきましたでしょうか。
もうひとつ、別の視点から世界線について述べましょう。

 

世界線を知ったきっかけ

私が「世界線」という言葉を知ったのは、2016年、ある本に出会ったときです。私は「視えない世界はこんなに役に立つ」という本を、ヒカルランド社から出しました(googleで検索)。それを見た、同じヒカルランドから出ている本「非物質ガイドとの探索」を編集した方が、とても良い本だったとメッセージをくれたのです。

その人が編集したこの本を読んだとき、初めて「世界線」の言葉を知りました。
著者の真名圭史さんは、ヘミシンクで何度も体外離脱をしながら、目に見えない世界を探索している人です。
この本では、体外離脱状態でガイド達にいろいろ教わったことが書いてありますが、3巻に真名さんが様々な世界線の自分を見せてもらう話がありました。

彼はガイドに、ある世界線の自分を見せられたとき、その世界にいる自分と、こちらの世界の自分が重なって存在しているような感覚になりました。
この世界線の自分は今、何をしているのか聞くと、ガイドは「あっちの君の記憶を思い出してみたらわかるよ」と言いました。
そして、世界線の違う自分に焦点を当てて思い出し、分かったのが:

「あっちの世界の僕は今の土地に家を建てていないし、乗っている車も違うし、働いているのも以前の職場のようだし……。そもそも異次元探索のようなことをしていないし、それに猫も飼ってはいないようです。

今の妻と結婚して子供も同じようにいるみたいですが、住んでいるのは阿蘇市の内牧温泉の辺り。そこでは、こっちでは起きた数年前の水害が、あっちでは起きていなくて、住居はこっちで以前住んでいた一軒家ではなく、あっちの僕はアパートみたいなところに住んでいるようです。

あっちの僕の記憶を見ていくと、基本的にはこっちと似た流れなのですが、ヘミシンクと出会っていないということが最大の相違点となる世界線です。」

彼の場合、ヘミシンクを知って、それで体外離脱するかどうかで、世界線が大きく分かれたようです。
ガイドは、様々な世界線に存在する自分達はネットワークとなっていること、どの世界線においても関係の深い魂を持つ人達は何らかの形で干渉し合うこと、誕生と死の瞬間はすべての世界線において同じであることなどを伝えています。

実はこのガイドの言葉、タイターが伝えている世界線の概念と若干異なります。
彼が伝えている世界線では、誰かの誕生・死の瞬間が、世界線が変わっても一緒ということはありません。
次回はこのポイントの説明に踏み込んでいきます。

ところで、世界線の概念を知っていると、予言が当たるとか当たらないという言い方は、的を得ていないことが分かります。
正しくは、予言が実現する世界線と実現しない世界線があると言うべきなのです!

 

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