「暑さや湿気に身体が適応できない!」~夏バテや暑気バテが起こる原因とその解決法とは?(後編)

「暑さや湿気に身体が適応できない!」~夏バテや暑気バテが起こる原因とその解決法とは?(後編)

東江英行先生は、オステオパシーという高度な整体(正式には整体とは異なるのですが、わかりやすくするために高度な整体としておきます)を体得され、藤沢で、オステオパシー治療で、多くの方々の身体の悩みの解決に尽力されています。先生はアメリカの有名なオステオパシーの先生でバイオダイナミクスと言う施術を開発されたトム・シェイバーと言う方から直接、指導を受けられています。

今回は、ちょうど今の時期体調を崩す方が増えている「夏バテ」について教えて頂きましょう!今回はPART.2です。

運動不足と夏バテの関係とは?

食事をしたり運動をしたりすると体温が上がります。暑い時期には、食欲がなくなったり、だるくて動きたくなくなったりしますが、それは身体が熱生産を抑えるために自然とそうなるのです。ですから、食欲が落ちたり動きたくなくなるという症状は、適度の場合は身体の防衛反応の一つと言えます。

しかし、多くのケースの場合、食欲不振は身体の自然な反応ではなく、運動不足により身体の可動域がせまくなり代謝が下がってしまうことが原因であるように思います。もしこれが原因だしたら、悪循環が起きます。この代謝の低下のため、さらに身体が動かなくなります。そのうえ、暑さが一層激しくなってくると、一歩も外に出なくなる方もいらっしゃるようです。それでは、運動不足によって、身体はますますだるくなってしまいます。

ですから、早朝や夕方など、身体に負担がかからない涼しい時間帯に、毎日少しずつでも外に出て散歩をしたり買い物に行ったりして身体を動かすと良いと思います。

健康常識の信憑性

室内温度と外気温との差が5℃以上あると身体が適応できず、一日にそれを何回も繰り返しているうちに、自律神経が疲れてしまい、夏バテになると言われています。

外出先などでは、なかなか自分で自由に温度調節ができない場合もあります。すると、体調を崩して、日常生活に支障が出てしまいます。もちろん温度差は少ない方が身体に負担がかからないのですが、多少の温度変化には適応出来る体力をつけるのが良いと思います。

世間一般では「冷房は、外気温との差が5℃以内が良い。」が健康常識となっています。確かに温度差は少ないに越したことはありません。けれども、夏暑い時にその常識を守る事は、ほとんど無理です。個人差もありますし、同じ人でもその日の体調によって違います。ですから、あまり細かいことを気にするよりも、自分の体調を整えて、多少の環境の変化にも対応出来るだけの体力をつけてください。

夏バテの一番の予防法は、暑さに対して身体が耐えられる余裕をつくる体調管理をすることではないでしょうか?適度に身体を動かし、バランスの良い食事を摂り、夜はぐっすり眠れるように身体を整えましょう。仰向けで楽に眠れ、朝起きたときすっきり爽快でしたら問題ありません。しかし、仰向けに寝られなかったり、睡眠時間は充分なはずなのに疲れがとれていないと感じるなら、身体に何らかの問題があるはずです。

このように夏バテ・暑気バテを防ぐには、日頃から身体を動かし体調を整えておく事がが大切なのです。夏バテ・暑気バテというのは、暑さによってのみ生じるものではないのです。

前篇はこちら

■東江英行先生のトーエ治療院(トーエオステオパシーオフィス)

これまでの患者さんたちのお悩みと治療の成果への感謝の声、先生の治療に関する考え方が書かれたブログなどが掲載されています。ぜひご覧ください。

■『日本ふしぎ発見番外編』ヘルシー&ナチュラルの冒険~「オステオパシー編」
PART.1
PART.2

■『うつは心の病なのか』

■『つらい腰痛は、文明生活が原因?どうすれば腰痛をやわらげられるの?』

■「だるい」「やる気が出ない」……5月病はうつ病と何が違うの?その正体は?