神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則 ~素敵なナンパと男性にもてる引き寄せ恋愛術~ Vol 62

引き寄せ

その日の朝は、雨降りの日でした。
テラス席で紅葉を見ながらお茶をしようと前日から決めていたので、朝起きて窓を見るなりに「が~ん」という言葉が出てきました。
でも雨降りでも楽しめることをしようと気持ちを切り替えて、美術館に行くことにしました。

絵画を見て、雨の音を聞きながら、ゆっくりお茶を飲もうと決めて、さっそく美術館に向けて車で出発をしました。
美術館で絵画を見ていると、ある紳士のような服装をした人と何度もすれ違いました。
人があまり多くなかったので、すれ違うと顔を合わせて会釈をするようになりました。

その後、お茶を飲みに美術館にあるカフェに移動をすると、その紳士の方もお茶を飲んでいました。

また会釈をすると、
「お嬢さん、ここで会ったのも何かの縁ですね。良かったらお茶を御馳走しますから一緒にどうですか? 怪しい者ではありません。近くの病院で医師をしている者です。」
と言い、名刺を頂きました。
私は名刺を見ながら、
「素敵なナンパですね! 嬉しいです!」
と笑いながら話すと、紳士なお医者さんは笑いながら
「お嬢さん、言葉のセンスがいいですね。そう素敵なナンパです。でもお茶を飲むだけですから。」
と笑ってくれました。

私は、心の中でまた素敵な話が聞けそうだとワクワクしながら、お茶を御馳走になることにしました。
この時の私はもう初対面の人との出逢いは神さまからの導きだと思い、スッカリ楽しむようになっていました。

 

●素敵なナンパと男性にもてる引き寄せ恋愛術

引き寄せ

「あの、でもすごく服装も素敵だしイケメンだからもてそうですよね?」
と話すと、
「お嬢さん、唐突に面白いことを言いますね。でも褒め言葉は有難く受け取っておきます。ありがとうございます。そうですね、女性には困ったことはありませんね。でもお嬢さんもとてもおもてになるのでしょう? あなたは何か人を惹きつける魅力がありますもんね!」
と話してくれました。
「う~ん、学生の頃は確かにもてましたが、同時にストーカーが多かったり、男性にとても怖い思いもしてきたりして、一時期は男性不信の時もありました。」
「おや、男性不信になりながら、今僕と初対面で話をしているのが凄いですね! どうやって完治したのですか?」
「ある素敵な男性との出逢いで、男の人の見方が180℃変わったのです。嫌な男性もいるけど、素敵な男性もいる、だから男性全員を嫌う必要はない。そう思ったら世界が変わって、ストーカーに合わなくなるし、良い男性としか出逢わなくなりました。不思議ですよね。あっちなみにその彼もお医者さんです。その時はまだ医学生だったけど。だから、お医者さんの男性は彼のおかげでイメージがとても良いです。今日の出逢いも光栄です。」
とお辞儀をしました。