“心、魂を揺さぶられるような出会い”
この世で生きていると、こんなご縁が繋がることがあります。
心が大きく動くような経験をさせてくれる魂との出会いは、私たちの人生に大変大きな変化をもたらします。
その変化の先は、その出会いによって経験することを、私たちが人間としてどのように捉え、どのような想いを持ち、どのように行動するかによって変わってきます。
以前、もうずいぶん前になりますけれども、
「心、魂を揺さぶられるほどの出会いがあったら。」
という記事をブログで書いたことがありまして、このときは、ツインソウルということについて少し書いているのですけれども、お相手がツインソウルかどうかということに関わらず、それぞれの魂に、今世でその存在に出会う意味、役目というものがあります。
ツインソウル、ソウルメイト
当時、その記事を書いた頃は、ツインソウルって？ 自分がお付き合いしている人はツインかも？ というように、非常にツインソウルとの出会いについて興味を持たれる方が多く、“特別な関係”、“運命の人”というように、さまざまな形で取り上げられていました。
※ツインソウルについてここでは、「同じ魂を持つ存在」を指すことにしましょう。
ツインソウルが出会うとき、これまで何度もブログやイベントや、セッションなどで個別に鑑定させていただいてお伝えしてきているのですが、その存在との出会いは非常に稀です。
そしてその役目、関係性ということでは、ソウルメイト（この世で出会う自分とは異なる魂たち、魂の友）とは根本的に違うのです。
さらに、ツインソウルに出会ったから特別、出会ったから幸せ、というようなものではないのです。
あくまでも魂レベルでの関係性ですので、恋愛が目的の出会いではないのですね。
ですから、もしそのお相手がツインソウルであったとしても、「特別な相手に出会った」「この人生は最高に幸せになる」という着ぐるみ（肉体）としての喜びとはまた違ったものなのです。
つまり、その魂自身の成長とともに導かれ、同時にその魂が今世で出会うと選んだもの（人生）、ということになります。
そこに至る道は険しく、霊性を磨き続け、自らを向上させ続ける人生になります。
ですから、ツインソウルのお話に必ず出てくる、いわゆる“統合”というのは、この肉体を持った人生での喜びであるように言われることもありますが、そうではなく、肉体を持った人生では魂を磨き、平たく言えば自分をありのままに認め、大切にすることを知り、エゴや欲を手放し、宇宙に自らを委ねていく、そしてその結果として自分以外の存在に自然に奉仕するようになる、そのような現実となっていきます。
その魂の成長にもよりますけれども、そこに至る過程は大変に厳しいものとなります。
ですから、例えば“統合”は、魂レベルでの至福であり、例えば人間として生きている間に訪れるとしますと、地に足を着け、その統合という状態を特別なことと感じることなく、当然のことながら誰に誇示することなく自然に愛（ここでは思いやりと親切心という言葉に代えると分かり易いかもしれませんねぇ。）を与えていく、そんな人生になると、そのように捉えられると良いと思います。
