ココロセラピストが語る!?『引き寄せの法則』ザ・ビギナーズ~自己満足な世界~

自己満足

自己満足について。

引き寄せの法則って難しい。そう思う人は多いかもしれない。もしかすると、それが最初の壁かもしれない。僕も、そうだったし、今も、実はそう思っていたりもする。でもね、それで構わなかったりもする。これがまた重要だと僕は思っている。そして、結論から言うと、引き寄せの法則は自己満足で事足りる。自己満足でOKなのだ。とりあえず自己満足できれば、引き寄せは成功に限りなく近づけている。「絶対ですか?」と思う人もいるだろう。だが、そんなことは知ったことではないのだ。何故なら、引き寄せの法則は自己満足で構わないからだ。

自己満足というのは、少なくとも自分に対してはOKということだ。自分的には自分に許可をしているということでもある。たとえば「ま、こんな感じで良いかな……」と、思えたとする。これで正解なのだ。「引き寄せは○○でなければならないッ!」と強く思いこむと、心が苦しくなる。義務感に囚われすぎて、願望そのものではなく、「ねばならない」に意識も潜在意識も向かってしまうのだ。少なくとも、引き寄せの法則に息苦しさや窮屈さは不要である。

余裕を持つと引き寄せが楽になる。

「なんとなく」で良いのだ。漠然としていても構わないのだ。だって、引き寄せ界隈でお勧めされている「なぜだかわからないけど」とか「よくわからないけど」という枕詞をつけてから願望達成の文を唱えると、引き寄せしやすくなると言われている。というのも、引き寄せに、ウダウダした理屈なんていらないし。そのくらいお気軽の方が良いのだ。良かれと思って、全く役に立たない助言やダメ出しをしてくる人の意見に意識や潜在意識を奪われてはいけない。物事を決断するのはあくまでも自分だ。そのくらいの気持ちでいい。

ただし、これはすべてに対して自己中心的でいいという意味ではない。他人の意見に耳を傾けることは重要だ。というか、他人の言葉に耳を傾けられる『余裕』が大事なのだ。その際、相手の意見にいちいち振り回されず、参考にこそすれど、やっぱり最終的に何をどう考えるかは自分で決める。これが大事だ。抽象的すぎてわかりづらかったかもしれないので例を出すことにする。自分自身を例に挙げるのが一番手っ取り早いので、そうする。というか、いつも、自分のちょっとした引き寄せ談を報告というか、ネタにしている。

実際に言われたわけではないが、たとえば「道端で、小銭を拾ったとか、ちょっとした食材を貰ったとか、そんなこと、どうでもいいんですよ。私は今、この瞬間に3億円引き寄せられるようなメソッドが知りたいんですよ。あなたの出す例なんて、引き寄せでも何でもないですよ。何を偉そうに………」と言われたとする。

本当に言われたらムカつくし凹むかもしれない。でも、ムカつきすぎたり、凹み過ぎたり、悩み始めてしまうと、それこそ引き寄せに対して苦手意識を持ってしまう。なので、仮に言われてもスルーで構わない。「1円だろうと、1億円だろうと、思いがけない時に思いがけない方法でゲットできたらラッキー!」くらいで構わないと僕は思っている。

自己満足の世界と思われるかもしれないが、そもそも、自己満足の域にも達することができないくせに、誰かを満足させられるのだろうか。確かに、ビジネスなどでは自分が同ではなく、顧客が喜ぶために全力を注ぐ方が良いと考える人も多いだろう。そういう面もなくはない。

だが、だからこそ問う。何故、自分の意思に反して、辛かったり、イヤだったりすることを、毎日毎日続けて、お客さんに喜んで貰うことを最優先に頑張って働いてるのに、更なる要求をされたり、理不尽なクレームばかり来るのだろう。何故、相手が喜ぶことに全力を注いでいるのに、対して褒められず、仕事はエンドレスなのに給料は増えないんだろう。ほら。あからさまに自分が望んでいるわけではないものに意識を向けて、自分の本心にフタをしてしまっているからではないだろうか。

少なくとも妥協を含めても少しは自己満足できる何かがないと仕事って続かないのではないだろうか。お客さんが喜べばエンドレス・サービス残業でも良いのだろうか。エンドレス薄給で良いのだろうか。少なくとも僕は、そんなのはゴメンだ。というか、僕だけじゃないはずだ。世の中の離職率の高さを見ろ。何故、過労死という言葉が存在するのだ。何故、ワーキングプアが多いのだ。自分の心に嘘をつき続け、心と身体が燃え尽きてしまっているからだろう。

だからこそ、引き寄せを使え!

自分の人生の質(QOL)を向上させるために引き寄せの法則を使って欲しい。地味だろうが何だろうが、引き寄せに成功したら感謝だ。本当にしつこくて恐縮だが感謝の気持ちは忘れてはならない。だって、自分だって、何をしても感謝されなかったら悲しいでしょう。感謝もできないヤツのために、何かしてあげようなんて思わないでしょう。それは、引き寄せの神様だって、きっと同じだと思うのだ。

「1円を引き寄せられた自分に、まず感謝だ!」と自分自身に感謝することも大事。成功は成功なのだ。自分に感謝。引き寄せの神様に感謝。これを忘れなければ心はいつだって清々しい。誰かがそれを鼻で笑っても、知ったことではないのだ。

ちなみに、嬉しいことに僕は、たぶん人間関係に恵まれている。変なアンチなどいない。昔は、何か言ったり、書いたりすると、必ずと言っていいほど、腹の立つような意見が来たものだ。その度に、心を痛めていた。だが、そんな話はとっくに過去のものになっている。たぶん、これは引き寄せに成功したのだと思っている。

「僕は、僕と良い意味でご縁のある仲間限定で引き寄せている。僕の意見を気に入らない人がいても構わないが、その人たちはその人たちの考えを持って僕から遠いところで自分の幸せを手にしている。僕の周りには、優しくて、心が広くて、物事をじっくり考えられて、僕にとって心地よい手段で、モノ、チャンス、成長、成功をもたらしてくれる」

こんなイメージを日々繰り返している。そのせいか、公私ともに、「なに、この人……?」と思えるような人とは、たぶん出会っていない。至って平和に過ごせている気がする。それが偶然だろうと、僕の思い込みだろうと、そんなことはどうでも良いのだ。何故なら引き寄せの法則は自己満足で充分なのだから。少なくとも僕は、そんなふうに引き寄せライフを楽しんでいる。






  

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