ココロセラピストが語る!?『セルフコントロール』とは?~自分の身は自分で守れ~

セルフコントロール

セルフコントロール……?

 

急にセルフコントロールという言葉を思い出しました。僕と同世代の方は、もしかしたらTMNETWORKというアーティストを思い出したかもしれません。知らない方、いらっしゃったら、ぜひ聴いてみてください。

 

それはそうと、なんでセルフコントロールという言葉を思い出したのか、というところからお話ししますね。

 

まさにこの記事を書いているのが8月です。暑いです。僕も、ではあるけれど、この記事を読んでくださっているあなたも、そうではない方も、きっと、家事なり、勉強なり、お仕事なりで忙しいんだろうなって思いました。こんなに暑いのに。

どうでもいいんですが、僕は冬より夏が苦手なので、正直キツイです。エアコン万歳。

 

某ウィルスの影響で、振り回されたりして急にシフト変更になった、なんていう方のお話もチラホラ耳にする今日この頃。

 

夏に限ったことではないですが、みなさんが、一生懸命、頑張ってくれているからこそ、世間は機能しているんだろうなって思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

ただ、頑張ってくれているのは、偉いと思うし、感謝なんですが、僕は、みんなに倒れて欲しくありません。僕も、倒れたくありません。心身ともに。

 

なので、セルフコントロールが大事だよなー……なんて思った次第です。

 

セルフケアも含めてセルフコントロール。

 

最近の言葉でいうならセルフケアの方が一般的なのかもしれません。僕も最初、セルフケアっていう言葉が頭に浮かんだんです。でも、何故か、ちょっぴりしっくりこなくて。そしたらセルフコントロールという言葉が浮かんでしっくり来たんですよ。

 

もちろんケアそのものも大事なんですが、自分自身をコントロールできてこそのケアなんだよなって、思ったんです。

 

忙しいから、って言っちゃうとどうにもならないんですが、みんな頑張りすぎちゃう傾向ありませんか。自覚はなくても、疲れがたまりすぎて心身がジワジワと削られて気が付いたら、ものすごく弱っている自分がいた、なんて。それが怖いな、と。

 

これは、大人だけでなく、小さい子も、きっとそうなんだろうなって、思うんですよ。朝から、何処かしらに預けられて、せっかくの夏休みなのに休めない、とか。もちろん、保護者をディスってるわけじゃないですよ。生活のために一生懸命はたらいているんですものね。

 

そこも含めて、子供も大人も、やっぱり自分の身は自分で守らなくちゃならないわけで。どうにもならないことも多いと思うけれど、自分なりに考えて、自分なりに自分自身を上手にコントロールすることで身を守って欲しいなって思ったんです。

 

死ぬ気で頑張る……?

 

「死ぬ気で頑張る」って言葉ありますよね。最近は、それほど使わない言葉かもしれないけど。これ、言いたいことはわかるし、言葉狩りは好きではないので悪く言うつもりはないんですが、考え方として僕の意見をお話ししますね。

 

僕自信は昔からヘタレだったので努力とか好きじゃなかったし、のらりくらりと生きてきました。何の自慢にもなってないですね。これはこれで、お勧めできないんですが、逆も心配で。

 

気合も根性も、自己成長のためにある程度は必要かもしれません。ただ「死ぬ気で」することもないよねって思うんです。繰り返しますが比喩なのは承知ですが、死に向かって突っ走っても生産性がないというか。

この言葉って、「もう、後がない……」という退路を絶たれたような時に使う表現だと思うんですね。普段使いで、そこまで過激に自分を追い込まなくて良いんじゃないかって思うし、追い込まないで欲しいんです。

 

僕はよく「手の抜き方も覚えてくださいね」って、お伝えしてるんです。もちろん、普段、頑張っている人たちに対してですよ。もともと、自分の権利だけ主張してろくに働かない人とか、もっと努力が必要な人には言いませんが。

とはいえ、全体的に、みなさん、平均してものすごく頑張り屋さんだと思うんです。だからこそ、手の抜き方という考え方が大事なんですね。

 

手の抜き方って、学校じゃ教わらないし、教科書にも書いてないじゃないですか。だから、自分でその考え方をどこかしらで習得して実践していかないと自分の身を守れないんです。

 

学業や仕事のノルマや、自己成長のために頑張るのはわかるんです。僕も、イヤなことすべてから逃れられているわけじゃないですし。

ただ、自分をコントロールできないと弱ってしまうので、本当に気をつけてください。

 

趣味も含めて。

 

ライフワークでは仕事のほかに趣味も大事ですよね。プライベートな時間の使い方。趣味に没頭できたら嬉しですよね。そういう時間の確保も、とっても大事です。

 

でも、趣味は楽しいことだから、何も考えなくて突っ走っていいかっていうと、そうじゃない。やっぱり、セルフコントロールして欲しいんです。

 

たとえば、僕は映画を観たり、DVDを見たりするのが大好きなんです。気が付くと何時間でも観ています。とっても、楽しいです。でも、そうすると結論として睡眠時間が減ってしまうんですね。仕事を減らして睡眠時間を増やすとか、そういうことはなかなかできないし。

なので、そうすると疲れがたまってしまうし、弱った状態で趣味を続けていて本当に楽しめているのかっていうのも疑問ですよね。無意識のうちに義務化されてしまっている自分がいたりして。こういうの、怖いですよ。

 

そういえば、僕は『ちいかわ』が好きなんですよ。前にも話したことがあると思います。ファンの間では、ちいかわグッズを買うためにお店に行ったり、イベントに参加したりすることを『ちい活』と呼んでいるそうです。

 

ただ、嬉しいのか、悲しいのか、ちいかわって、人気過ぎてグッズが次々に発売されるんです。多くの方が、お小遣いが足りなくなっていると思います。

しかも、すぐに売り切れてしまう。最近流行りの転売ヤーの影響もあって買い物ひとつでストレスもたまるんです。

 

経済効果はあるかもしれませんが、最初は楽しくても、流行に乗りすぎてグッズを買いすぎたり、イベント参戦しすぎて、経済的にも体力的にも、気力的にも弱っている人、ネットなどを見ていると、結構、見かけるんです。

 

気持ちはわかるんです。僕も自分の好きなものには、気が付くと、お金や時間を使いすぎている。気を抜くと、我を忘れて、疲れ切った自分がいたりして。これって、ある種の依存症ですよね。

 

グッズを買いそろえなければならないとか、ファン仲間から、にわかと思われたくないとか、わけのわからない強迫観念にとりつかれて。

 

でも、よくよく考えたら、わかるんですよ。強迫観念から脱するために、商品やイベントを追いかけ続けるって、リラックスでも癒しでもなんでもないですよね。

 

自分自身のQOL(人生の質)を高めるために、趣味って大事なのであって。その辺も含めて、セルフコントロールできるように、時々自分自身を見つめ直してみることも大事かなって思います。

 

仕事も、プライベートも、何のために必要なのか。至って単純で、自分自身の生活の室をより豊かにするためなんです。

 

本当に自分にとって必要なものは何なのか。勤務時間? お金? オタ活? 睡眠時間? 食べ物?

 

どれも大事なんです。だからこそ、あれもこれもじゃなくて、ペース配分をきちんと考えて、自分自身の心身が健康でいられる環境づくりを意識していきましょう。

 

 

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