ココロセラピストが語る! 親の影響はびっくりするほど大きい!? ~気が付けばそっくり~

親

僕は子供がいないので親になったことはありません。
ときどき、もしも僕に子供がいたら、やっぱり自分に似るのだろうか……なんて考えることがあります。

特に女性の方は、彼氏を作る際に単にイケメンかどうかだけではなくて、本能的なところで自分と相手との間に子供が出来たらどんな子供になるかを想像して、交際するかどうかを決めると言う話を聞いたことがあります。

真偽のほどは不明ですが、確かに男性は子供を生みませんし、実際に子供を産むのは女性です。
誤解のないように言っておくと、女性は子供を産むのが前提の生き物というつもりはありません。
特に今の時代は生き方も千差万別です。

割り切った関係で交際するなら生まれる子供が、なんて考える必要もありませんしね。
ただ、男性は子供を産めないので、本能的な部分でもきっと何か違うんだろうなと思いました。

 

自分と親と……。

子供の頃、もしくは若い頃は「大人になったら決して親のようにはなるまい!」と本気で思っていました。

めちゃくちゃ親が大好きな人は「え? なんで……?」と思うかもしれません。
でも、親と言うのは例外を除けば毎日顔を合わせますし、関わる時間も長いので、良い面もありますが、長くいればいるほど、悪い面が見えたりして嫌になったりしませんか。

新婚夫婦だって最初は相手が世界一素晴らしいって思っていたとしても、いざ一緒に長い期間暮らしてみると、次第に悪い面が目に付くようになって、気が付けばウザいなんて思ってしまう、なんてこともありますよね。

だからと言って必ずしも相手を軽蔑し合う関係になってしまうということではありませんよ。
家族というのは、お互いがお互いの良い面も悪い面も受け入れ合って、あるいは流し合って、程よい距離を作っていくことに意味があるのですから。
夫婦にしても、親子にしても、です。

それはそれとして、いざ自分が大人になってみると、なんとなく気づいてしまうものなのですね。
自分が親に似てきているということを。

「あ……今の言動、親っぽい……」と、ふと思ったりすることってありますよね。
「よくよく考えてみると、あの時の言動って親っぽいよな……」とか。
決して親のような言動を心がけようと思っている訳ではなく、です。

親

 

カエルの子

僕は今まで幅広い年齢層の人たちと接してきました。小さな子供から高齢者まで。
ずっと人間たちを見てきた結果、「やっぱり親子って似てるよな……」と思うのです。
というと、僕がまるで人間じゃないみたいな書き方ですが……。

よく「親の顔が見てみたい」と言いますが、見なくても大よそわかっちゃうんですよね、本当に。
外見の問題は当然としても、言動や思考パターンがそっくりだったりするのです。

「親の顔が見てみたい」という表現は悪い意味で使われますが、これもまた的を得ていて、色眼鏡抜きにして冷静に見ても、攻撃的な親を持つ子は攻撃的だったりすることが多いです。
もちろん全部が全部という訳ではなくて、攻撃的すぎる親に怯えてビクビクした子供になってしまうということもありますが。