冒頭にも書きましたが師走ってなんとなく非日常の月です。
だから、人が倒れているという非日常に出会ってしまうわけで。
だからこそ、それをスマホで撮影している人も非日常を楽しんでいたのかもしれません。
でも、それって怖すぎますよね。
忙しくて心を見失ってしまう時期というのは、仕方がないと言えば仕方がないのかもしれません。
非日常を楽しみたいという気持ちを持つことも決して悪いことではありません。
ワクワクは日常の中にある非日常を見つけた時に感じたりすることも多いですものね。
ただ、忙し過ぎるからと言って心を見失わないで欲しいし、非日常のワクワクを楽しみたい人が多い時期だとしても、誰かの不幸を面白おかしく楽しむのはナンセンスです。
ハロウィンよりも怖い気がする
日本でもハロウィンはだいぶ定着して来ました。
悪霊がどうのこうのという一風変わったイベントですよね。
ハロウィンの時期になるとマナー違反者が続出するとかで毎年社会問題になっています。
でも師走の時期は、たとえばクリスマスや忘年会を楽しむ時期です。
本来ならば、悪霊もなにも関係無いと思うので純粋にお互いがお互いに感謝しあったり、喜びを分かち合ったりする月だとも言えますよね。
とはいえ現実は、そういうわけでもない。
実は12月ってハロウィンよりも恐ろしい、オドロオドロした時期なのかもしれないなと思う今日この頃です。
運転マナーが悪い人も多いし、酔っ払いも多いです。
細かいことはわからなないですが、ピリピリしている人も多い気がします。
細かいことを言えば、僕が「師走ってバタバタしているし、みんな心が乱れていて……」と思っているからこそ、その先入観でそういう情報ばかりを潜在意識が集めてしまっているだけかもしれません。
そうだとすると、実際は師走だからどうといったこともなく他の月と変わらず日常が続いているだけなのかもしれません。
だから、今ここでいまここで自分自身が「師走だから……」という偏見や先入観があるのだとしたら冷静に意識を変えようと思いながらこの話をしています。
同時に、もしも僕が冷静さを若干失っていて先入観や偏見で周囲が悪い意味で慌ただしいと思っているように見えているのなら、僕自身が師走に追い詰められて客観性を失っていると言えなくもありません。
そんな矛盾を感じながらも結論として、だからこそ、師走だからと言って忙しいのはわかるけれど、落ち着いて、丁寧に過ごしたいなと思います。
そして、これを読んで下さっているあなたにも望みます。
セカセカ、イライラは伝播します。
でも、考えてみてください。
本来、年末年始というのは楽しいものです。
自分を追い詰める時期ではないのです。
「今年も良く頑張ったね。もうすぐ一年が終わるね……」
「もうすぐ新しい年が来るね。どんなステキな年にしようかな……」
穏やかな気持ちで、そんなことを考えながら、アクセル全開で車を走らせ事故を起こしたりするのではなく、もしも道端で人が倒れていたら（可能な限り）面白おかしく写真を摂るのではなく手を差し伸べ、一年に感謝しながら周囲に小さな幸せを配り続けましょう。
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