ココロセラピストが語る! 台風の話!? ~自分のメンタルは荒れてないよね?~

台風

僕は千葉っ子

僕は千葉っ子です。
だから、なんなのかというとビックリしたことがありました。
先日、台風がありました(2019.09.09)

ネットのニュースを見ると「千葉10地点、観測史上1位の暴風 中央区57.5M」(9/9㈪ 8:14配信 朝日新聞DIGITAL)という記事がありました。

ナンバー1でも、嬉しくもなんともない話ですよね。
とにかく、地元で、しかも生活圏で、とてつもない台風が来ているんだなと驚いたわけです。

 

台風と心境

事例の1つとして自分の話をします。
参考になるか分かりませんが「人間ってそういうところあるよね……」と思っていただけたら嬉しいです。

まず、台風は地震とは違うので天気予報でおおよそわかりますよね。
なので、前日から台風が来ることはわかっていたわけで。

その時に真っ先に思ったのが「明日、仕事どうなるんだろう?」ということでした。
我ながら、それしか考える事がないのかと思ってしまいました。

と、苦笑しつつも、他の人たちもきっと同じような発想なのだろうなという気もしました。
子供は子供できっと「学校休みになるかな……?」と似たような発想になっていたのではないかと思います。

 

リアルとフィクションの狭間の刺激

台風

ちなみに、ここで思ったのは、僕たちは非日常にどこかで憧れていて、同時にいざ非日常になるとどうして良いかわからなくなる傾向があるのかなということです。

強い雨、強い風、まるでマンガのような風景描写。リアルに想像すると怖い気もしますが、どこかで、そんな非日常を期待しているような不思議な気持ちも少しはあるんですよね。不謹慎ではありますが。

でも、それってどこかで非現実だと思っているから、そんなふうに思えているという側面もあると思います。いうなればアトラクションのような感じでしょうか。

一方、それがリアルになると一気に現実が押し寄せてきます。
だから、非日常ではあるのですが、見えない力に強引に現実に引き戻されてしまう。
だから仕事のことが真っ先に頭に浮かんでしまうのかなと思っています。

仕事って一般的に一日の大半を占めていますからね。

必ずしもそれが正解ではないし、模範的だとも思わないし、別のライフスタイルの方が良い可能性だって多々あるとは思いますが。

このリアルとフィクションの狭間で僕たちは心が大きく揺れてしまうのでしょうね。

 

個人的リアル

結局、その日も仕事にいったわけですが、それを「僕は社畜だな……」とか、そういうことは思ってないです。
人にもよると思いますが、僕は今の仕事をとても気に入っているので基本的に楽しんでいます。
だから「なんでこんな日に仕事に行かなきゃならないんだ……」とは思わないわけです。

職場に行けば、やりたいこともたくさんあるし、普段できない作業をする時間が確保できるかもしれません。
それに大好きな仕事仲間に会えるのも純粋に楽しかったりします。

めんどくさいのは、交通の便が乱れているから職場に行くのが大変ということくらいでしょうか。

これは自然災害とか関係ないですが、結局のところ大事なのは自分の心がどこに向いていて、どういう方向に向かうのがベストかという話だと思うのです。

無理にポジティヴになれとか、そういうことではなくて。
だって、たとえば家が雨で浸水したとか、家族が怪我をしたとか、どうにもならない問題があれば、たぶん仕事に行かないと思うのです。

考えるまでも無く本当は優先順位ってちゃんとわかってるんですよね、人って。
実は台風はまったく関係がないわけではありませんが、仕事に行くべきか否かはあまり関係がないのです。
(※「そうは言うけど……」というのはまた別の問題です)

何が言いたいかというと、僕は運が良いということです。

台風だろうと行きたくなる職場。
会いたいと思える仲間たちがいる。
楽しめる仕事。
「観測史上1位の暴風雨」であるにも関わらず、ちっともイヤではない仕事。
我ながら本当に恵まれているなと思います。

もちろん、台風そのものの悪影響が僕に及ばなかった幸運も大きく影響していますが……。

 

台風被害

台風

せっかくなので、少しだけ台風がどのくらいすごかったのかを書き記しておきます。
まず、あらゆるものが倒れていました。

街灯、街路樹……。
場所にもよりますが、信号機が停電でストップ……。
建物の損壊……。当然道路も渋滞……。

自分に大きな実害がなかったから平然としていられますが、被害に会った人たちには心からお察しします特に小さなお子さんや、高齢者、障害者の方々は大変だったのではないでしょうか。

まるで映画のワンシーンのような風景。
でも、これは決してフィクションではありません。
不謹慎にも非日常性に少しばかり胸を高鳴らせてしまったとしても、本当は危険そのものです。

今回改めて思ったのは、やっぱり日頃から防災対策は考えておくことだなということです。
そして危機的状況の際にぶれない自分軸を持ち、後悔しないように選択できる心構えを普段から持っておくと良いのではないかと思いました。

人生はいつ何が起こるか分かりません。
でも後悔しないためにはしっかりとしたマインドを持っていれば、きっと道は開けるはずです。

 

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