わかっているのにやめられない
やりたいのに、怖くなってしまう
認めたいけど、認められない
大切にしたいけど、傷つけてしまう
言いたいけど言えない
などの、矛盾した自分と日常で出会うことはありませんか?
なんとなくやってみたい、興味が湧く、楽しそうなヴィジョンが見える、ワクワクする、などの「なんとなく」を感じる体験は誰にでもあるでしょう。
そして、その後にやってくる「いまさら」「どうせ」「意味ない」「ありえない」「どう思われるか心配」「夢物語だ」などの考えも、誰もが体験しているかもしれませんね。
この場合、「なんとなく」受け取るものを「直感」と呼びます。
ふと、思うこと、ですね。
直感に従うと人生がうまくいくなんてことを耳にしたことはありませんか?
直感は、自分を固定化する「表層意識」を迂回し、自分の無意識にアクセスする、わたしたち誰もが持つツールのひとつです。
無意識にアクセスするために、どのようなことができるでしょうか。
表層意識をどかすテクニックがリラクゼーション・催眠・自律訓練法・ヨガ・気功・瞑想などと言われています。
普段、わたしたちの意識が情報を取捨選択しています。
良いか悪いか、正しいか正しくないか、本当か嘘か、損か得か、快か不快、といった具合にです。
表層意識が人生の舵をとって、幸せだったことあるでしょうか。
そして、冒頭でも出てきた台詞、
わかっているのにやめられない
やりたいのに、怖くなってしまう
認めたいけど、認められない
大切にしたいけど、傷つけてしまう
などの矛盾したように思える自分がいるのも、この無意識と表層意識のズレが成し得ることだと言えるでしょう。
直感で受け取り、それを行動に移して、幸せな人生をおくっている人は、このズレがあまりないのかもしれません。
このズレを力づくで解決することが、「頑張ること」でしょう。
頑張り続ければ、精神は摩耗するかもしれません。
とても自分に負荷がかかるのですから。
さて、
深い意識に入ってしまった価値観や信念が、わたしたちの人生に影響しているわけですが、それを変えることは可能でしょうか。
そのひとつに「催眠」があります。
催眠は意識の力を弱めて、暗示を入れやすいようにする手段です。
カウンセラーの声のみに集中でき、他の刺激が入りにくい状態(意識の狭窄)になります。
つまり、催眠はその人の無意識に暗示を入れられるので、効果があるとされているわけですね。
無意識には過去からずっと持ち続けているものがあるかもしれません。
子どもの頃に受け取った価値観や信念の数々……
泣かないでえらいね
無駄使いするんじゃありません
人に迷惑をかけてはいけません
いつまでもあなたは子ども
ちゃんとやれ、しっかりしろ
わがままな子はうちの子じゃありません
などなど。
自分ではない人の価値観や信念、それはあなたにとってマイナスに働く暗示だったかもしれません。
わたしたちは無意識に親や先生などが発した価値観や信念を無意識に溜め込んで、そこから機能するような人生を過ごしていることがあります。
催眠は、心に働くと過去の記憶を思い出し、その記憶を消し去ったり、癒してくれる場合があり、身体には、緊張状態をほぐす効果があります。
催眠状態になるだけで、大きな効果があると言えるでしょう。
自分の中に矛盾した感覚を覚えた時、そうした手段を選択するのもいいかもしれません。
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