スパイダーマン
観てきました!
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』!!
毎度のことながら、すみません。MARVEL大好きなもので。
特にスパイダーマンに関しては小学生の頃から大好きで……。
今回のスパイダーマン映画はミステリオ……おっと、冒頭から脱線し過ぎたので、軌道修正。
あやうくネタバレしてしまいそうになったので、気をつけながら話をします。
(スパイダーマンに興味のない方、ゴメンナサイ……)
何が真実で何が嘘か?
ちょっとだけ話を引っ張らせてもらうと、この作品は「何が本当で何が嘘か?」あるいは「どこからどこまでが真実なのか?」という感じの物語でした。
これは僕の中でかなり重要なテーマです。
スパイダーマンが好きとか、そういうことを右に置いておいたとしても。
僕は四六時中『本質』がどうという話しをしています。
極端に言うと、世の中は嘘と思い込みでできているのです。
僕たちは、誰かに騙されたり、利用されたり、目先の先入観や偏見で真実が見えていなかったり、そんな生き方をしているのです。
世界が変わる瞬間?
もし、何らかのきっかけで自分の中の認識が変わったら、その瞬間に世界が変わるのです。
今までとはまったく違った世界が目の前に現れるのです。
たとえば「何かがスッと入ってきて腑に落ちた」とします。
そうすると、今まで腑に落ちていなかった世界が終わったので、世界が変わるのです。
いわゆるパラダイム・シフトです。
このコトバは、別に覚える必要はありませんので、ご安心ください。
本当は世界が変わったのではなくて……
ここまで読んで気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、本当は世界が急に変わったりしていないです。
多元宇宙論的に言えばパラレルワールドに飛んだ可能性もありますが……。
個人的には、そういう考え方は嫌いじゃないので前向きに解釈していますが……。
では、なにが変わったのか。
それは、あなたの視点です。
あなたがフォーカスしているモノが変わったのです。
たとえばスーパーブラック会社で働いてきた人がいるとします。
なんとか命からがら逃げて退職できたとします。
ようやく再就職先が見つかったのですが、そこはブラック会社でした。
みんなは言います。「また、ブラックなんだね。お気の毒に……」と。
でも、彼にしてみれば、そこは確かにブラックではあるのですが、今までが地獄過ぎて、ちょっとやそっとのブラック度では痛くも痒くもなくなっているのです。
むしろ楽にさえ感じているのです。
もし彼がスーパーブラックを経験していなかったら、そういう認識がなかったら。
彼は普通の(?)ブラックが地獄の最下層に見えていたかもしれません。
それが良いかどうかはさておき、その人の視点、立ち位置がどこかによって、世界は本当に違って見えるのです。
今の例がわからない方のために、もっと単純なたとえをします。
たとえばケーキ。
とっても美味しくて評判のケーキです。
普通に考えれば、食べたいと思うと思います。
もし、そのケーキを誰かが「一緒に食べようよ!」といって買ってきてくれたとしたら。
「うぷっ……。なんだ、この甘い匂いは。お腹いっぱい過ぎる時には刺激が強すぎる……。なんてタイミングが悪いんだ……」と思うかもしれません。
一方、ほどほどにお腹がすいていて、特に予定もなく、どうしようかなと思っているタイミングだったらどうでしょうか。
「うわぁ! とっても評判のケーキじゃないか! めっちゃ嬉しい! ギザ嬉しす!(謎)なんて良いヤツなんだ!」と両手を上げて喜んで、相手に感謝しまくったと思います。
……という具合に、同じ事象であっても、受けての解釈、認識によって世界はまったく別モノに映っているのです。
だから、最近はそれほどでもありませんが「プラス発想しよう! その方が楽しいから!」ということが言われていたのです。
補足ですが、必ずしも悲観的なことを考えるのがいけないというわけではないと僕は思っています。
リスクを想定して事前に防げるという良い面もあるので、「ネガティヴ(マイナス)発想=間違い」ではないと言っておきます。