うわっ! 厄年じゃん!? ~ ココロセラピストTATSUMIが個人的に振り返る2018年~

たび重なる裏切りで、失意や憎悪の感情もとても強くなりました。
これについても、かなり本気で自分と向き合いました。
あまりにも追い詰められると、本当はそうでなくても「こんなに酷い目に遭っているのだから、もしかしたら自分は存在自体が悪なのではないか?」と思えたりもしてきました。

ただ物事は善悪だけでは計り知れない一面も存在します。
僕から見たら善でも、他の人には悪に映っている可能性だってあるわけです。
当然逆もあるのです。

だから安易に「どうせ僕がぜんぶ悪いんでしょ!」と決めつけるのも「ぜんぶお前が悪いんだ!」と決めつけるのも少し違うのです。
この辺で冷静になれないと正直、自滅します。
なんでも勝手に白黒つけたがる。これを僕は『ジャッジ症候群』と呼んでいます。

僕が過去に接して来た方々で、精神が著しく不安定だった方の殆どはこのタイプです。
簡単ではないかもしれないけれど、もっと先のことを考えられるようになってくると未来が広がります。

そんなわけで僕自身が『ジャッジ症候群』にならないためにも違う視点でもっと広い視野で考えてみました。
これは簡単に書いていますが並大抵のことではありませんでした。
でも、やってみて良かったと心から思っています。

・僕は気に入らない相手(敵)を叩きのめすことが目的なのか?
・僕は今後の人生、人間不信として生きて行きたいのか?
・僕は何が望みなのか?

@僕の使命は敵を叩きのめすことではありません。
@僕は世の中には色々な人がいることを知っています。良い人でも悪い人でもバランスよく接する(or離れる)ことができれば、ジャッジしなくても各々が生きていける。
@僕は一人でも多くの人たちの「生き辛さ」を軽減し、もっと人生を楽しんでもらいたい。

だから、ネガティヴな心も否定はしませんが「バナナの皮にすべって転んでしまえ!」程度に思うことにして、まずは身を守るために危険から逃れることが最優先だと考えられるようになりました。

相手をコントロールすることはできません。
コントロールできるのは自分だけです。

だから、相手に「あの人が○○してくれれば問題解決なのに……」という気持ちは抑えて、自分に出来る決断が必要なのです。

そうすれば、縁の流れも運の流れも変わります。
双方が、今後接触がなくなっても良い方向に勧めるのではないかと思えるようになりました。

もちろん、それには覚悟が必要です。
環境を自分の手で大きく変化させてしまったわけですから。
ただ悪い環境で自滅するよりも、ネガティヴな環境にとりこまれてしまうよりも、ずっと前向きです。

 

厄年=役年?

厄年といえば、悪い事がたくさん起こる年。
そんなふうに解釈していますよね。
僕もそんなふうに思っていました。

でも、違う説があるのを御存知ですか?

『厄年』は芸能人の間では『役年』という解釈をしている人も多いらしいのです。
「役が貰える年」なのだそうです。

あるいは「人の役に立てる年」。

だから、そういう解釈の人は『厄落とし』をすると『役落とし』になって運気が下がってしまうので、厄落としはしないそうなのです。
ちなみに、僕も御祈祷を受けたりしなかったのですが……。

面白いですよね。

そういう話を聞いただけで、少し心が軽くなったりってありませんか。
僕は少しだけ救われた気持ちになりました。

もしかしたら、僕の今まで伝え続けて来た言葉が、自分の体験を通して、よりリアルに誰かに伝えられるのではないか。
ちょっとだけ、そう思えるようになってきたのです。

「ほら。僕、まだ自滅してないでしょ? 案外楽しそうでしょ? 未来に可能性ありそうでしょ?
だから、あなたもできるよ。心の在り方ひとつだよ」

そんなふうに僕は言いたいです。

そうすれば『厄』が『役』に変わって、誰かの心に貢献できるかもしれません。

僕は今年、信じられないくらい傷つきました。
本当に多くのモノを失いました。
今の僕は、ハッキリ言えば丸腰です。

でも、改めて知ったこともあります。
仲間のありがたさです。
裏切りも多々ありました。

でも、心の底から僕を心配してくれ、手を差し伸べてくれた方々がいらっしゃることも事実です。
いつも言っていますが、人は人によって生かされているのです。

だからいつも感謝の気持ちは絶対に忘れないようにしています。
今の僕は、僕を信じ、支えてくれている人たちの『愛』あってこそ存在しているのだと思っています。

僕はそんな彼らから与えられた恩を、来年以降も、どんどんアウトプットして一人でも多くの方に役に立てればと思っています。

そして、この長い記事を最後まで読んで下さったあなたに、心から感謝します。

 

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