ココロセラピストが語る!『SNSの危険から身を守る方法』とは?

そもそもSNSは義理で利用するものではありません。 目的は人様々ですが自分のQOL(人生の質)を向上させるツールなのです。

仕事でも恋愛でもジャンルは関係ありません。
所詮、愚痴は愚痴です。
SNSを確信犯で『愚痴の吐き捨て場』として使っている人も多いと思います。
しかし、善良なあなたが邪悪なオーラを毎日、受け止めてあげる必要はないのです。

微妙に違うけれど結局愚痴と同質なのが「こんなに頑張っている私を認めて!」系の投稿をする人。
痛々しい感じが切実に伝わってきます。
これがまたストレスになります。

人間誰しも愚痴を言いたくなる時はあります。
しかし、慢性的になって来ると話は別です。
「この人は愚痴を聞いてくれる」と思われると標的にされます。
最悪、長文の愚痴が個人メッセージで送られて来ます。

愚痴を言い合ってスッキリ出来る仲間が欲しいという方には、好条件の相手かもしれませんが、そうではない方には精神的にキツイので、最初から近寄らない方が無難です。
友達になる前に、相手の投稿を少し遡って観察した方が良いです。

愚痴っているだけならまだ良いですが特に「死にたい」「私の人生終わりました」「私はもうダメです」という死を匂わす投稿が多い人は本当に危険です。

助けたくなるのが人情というものですが、取り込まれると自分まで危険になってしまいます。
感情が伝染してしまって「一緒に死のうか?」などと言われると、なんとなく、その気になってしまったりする危険性もあります。
絶対に深入りしないで下さい。

助言をする際は安易に「話だけなら聴くよ」と言わない方が良い場合もあります。
ほどほどに話を聞いたらためらうことなくカウンセリングを受けるように促してあげて下さい。
どうしても危機的状況に巻き込まれてしまった場合は通報して下さい。

稀に、そういう人を標的に死に誘導する変質者も紛れている可能性があるので深入りは禁物です。
犯罪事件に巻き込まれないように充分、注意して下さい。

 

友達の友達に気をつけろ!

昔から「友達の友達は友達」という言葉があります。
しかし、残念ながらこれは嘘です。
必ずしもそうとは限りません。

SNSに限らず「友達とは仲良しだけど、その友達の事は実はあまり好きじゃなくて……」ということは今まで無かったでしょうか。
おそらく一度や二度はあったと思います。

それに、友達と言っても、どのくらい親しい友達なのかは観察してみないとわかりません。
SNSで共通の友達がいる人だからと何も考えずに友達になってしまったら、実は形式的に繋がっているだけで本当の意味では共通の友達でも何でも無かったという場合も多々あると思います。

また、友達が友達選びを徹底しているとは限りません。
それこそ美女画像の怪しい人と繋がっているかもしれませんし、悪質なマーケッターと繋がっているかもしれません。
何も考えず、承認するタイプは、あまりそういう事を考えないので友達リストに危険な人がたくさん紛れている場合があります。

友達の友達と繋がろうか検討する際は、やはり相手の日々の投稿を観察してからが無難です。

政治や宗教の過激派は気をつけろ!

これは言うまでも無いと思います。

特定の政治団体や宗教団体を支持している人で、日々、偏った思想や過激な思想ばかり投稿している人は、深入りしない方が良いです。
もちろん、彼らが悪人というわけではありません。
ただ、自分(の集団)を妄信している人は、他の人の意見は聞く耳を持っていません。
極端に言えばマインドコントロールされています。
なので、一歩間違えると敵と見なされる危険性があります。
社交辞令で話を合わせるのもストレスだと思います。

最初から関わらない方が良いです。

 

ブロックやフォロー外しは悪いことでは無い!

いざ友達になってみると、あからさまに自分が好まない傾向の投稿ばかりして来る。
つまらない。

その人の投稿ばかりで他の人の投稿が埋もれてしまう等など、ストレスを感じる事もあると思います。

交流もあるしコメントもくれるけれど、正直言っている意味がさっぱり理解できず、返答に困るなども含めて頭を抱えてしまう事もあると思います。

そもそもSNSは義理で利用するものではありません。
目的は人様々ですが自分のQOL(人生の質)を向上させるツールなのです。
なのでSNSを使う事でストレスが溜まってしまったら本末転倒です。
SNSは本来そのような危険なツールではないのです。

だからこそ、自分の心身の健康を害するような無理はしなくて良いのです。
場合によっては、ご縁が無かったのだと割り切って、ご縁を切ってしまうのも手です。

極力、自分に害を及ぼす人と接点を持たないようにする事。
そして、出来るだけ信頼できる仲間たちと繋がること。
そして困った時に助け合えるよう信頼関係を強めるようにネットワークを構築すること。
顔が見えない相手でも画面の向こうには生きた人間がいるのだと思って相手を尊重すること。

これらを意識していれば、楽しく便利にSNSを使っていけるのではないかと思います。

 

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