巷のメソッドってどうなの？
巷にあふれる幸せになるメソッドみたいなセミナーや本は、実際のところどうなのかという疑問もあると思います。僕のこの記事でさえも。
それも誤解を恐れずに言い切ってしまえば「そういうのもあるね……」というだけです。ただ、意味がないとか、価値がないとか、役に立たないとか、そういうことではありません。
その人の心に響くものがあれば、腑に落ちることがあれば、それは良い情報だと思います。
ただし、それはあなたにとって、です。逆もまた然りで、「ダメだこりゃ」と思えば、その情報とは縁がなかったと思っていいと思います。
「絶対」「万能」「保障つき」「永続的」「簡単」「無料」みたいな夢のようなメソッドは残念ながら期待されても難しいです。
もし発見できたら、出し惜しみせずに教えますから。だって、僕だって究極の願いは、みんなが幸せになることですから。
時々、誤解される方がいらっしゃるのですが僕は勿体ぶって高額商品を売りつけようとしているわけではありません。
確かに、拝金主義な人も世の中にはたくさんいます。
でも、そういう人ばかりでもありません。
たぶん、そういうふうに疑ってしまうのも「お金がないと幸せになれない」という思い込みが無意識的に働いているかもしれません。
巷のセミナーも本も、その他情報も、僕はとても良いモノだと思っていますよ。だから、活用できるならどんどん活用して欲しいと思っています。
ただ繰り返しますが幸せという概念は個人差がありますので、できれば個人セッションを受けると良いのではないかと思っています。
と言う話をすると「カウンセラーに酷い目に遭わされました！」とか言う人も出てくるので非常に心苦しいのですが、癒しを追求する者として、僕が代わりに謝ります。お役に立てず、ごめんなさい。
口癖のように繰り返しているのですが、僕は自分（だけ）を売り込もうとしているわけではありません。個人レベルのセッションが良いといっても、実はこれも相性があります。
なので、できるだけ信頼できそうな人、相性がよさそうな人を探してください。
一緒にするなと言われそうですが全人類が絶対に満足する料理が存在しないのと構造は同じです。
同じラーメンでもお店によって味が違いますし、それを好きという人もいれば、マズイという人もいます。
納得いかないのに無理にリピーターになる必要はありません。
幸せは焦って掴むモノではない
あまり考えたことはないかもしれませんが、幸せを感じる瞬間というのは必ずしもリアルタイムとは限りません。
「よくよく考えたら、あの時の○○って結果的に私にとってプラスへの転機だったかも……」
ということも稀にあります。認識が変わった瞬間です。そうすると過去に何があったのかは返られないかもしれませんが、過去に対する認識は変わるのです。そういう気づきのチャンスをくれる人が、カウンセラーだったりコーチだったり、セラピストだったりします。
ただ、焦ってしまうと彼らに対し「なんだ、コイツ……」と思ってしまうということもあります。
幸せを感じるタイミングも、秒単位から年単位、もっと……という幅があります。
もしかしたら、じわじわと幸せを実感できるようになる可能性だってあります。
幸せはもしかしたら流動的なものなのかもしれません。
それもまた謎です。
ただ、個人差があれ、時差があれ、解釈の佐があれ、幸せって少なからず得られる、感じられるものだと僕は思っています。
焦る気持ち、不安になる気持ち、嘆きの気持ちは僕も痛いほどわかります。
なぜなら僕自身、とてもネガティヴな人間だからです。
『幸せになるための黄金メソッド』なんて執着して目くじら立てて探しても、実はあまり意味がないのかなと思います。
小さな幸せも大きな幸せも、その都度、心身に浸透するくらいじっくりと味わって、その幸せに感謝するのがベストなのかなと思います。
辛いことがあっても、だから不幸なのだと決め付けず、いつかそれが自分の肥やしとなり、血となり肉となる可能性だってたくさんあるのです。
焦ったら、深呼吸。そして、余力があれば、自分以外の人の幸せも願って、手助けをしてあげてください。
幸せもやり方次第で循環しますから。
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