「生きにくい」のは「見識」が無いから —— 過敏さ、直感、霊感と見識~生きやすくなる方法

「自分は何をどう考え、どうするのか?」を決められず、迷いっぱなしでは生きにくくて当たり前なのです。
生きにくさ

生きにくさを感じるとしたら、それは何故でしょう?
本、セミナー、ヒーリングやカウンセリング、〇〇療法、ネット上の情報で、問題は解決しましたか?

特に過敏体質(HSP)や共感体質(エンパス)、霊感、直感がある方程生きにくさを感じる方が多いようです。

今回は、全ての人を対象に生きにくさの理由と、どうしたら生きやすくなるかについて書きます。

 

生きにくさの理由は見識の無さにある

生きにくいのは、見識が無いからです。

見識とは?
物事を把握し本質を理解する優れた判断力から導き出される、しっかりした考え・意見
そういう人を揶揄し「気位が高い」という意味もあります

生きていると色々な物事に直面しますが、たとえ何が起こっても、それがどういう状況かを把握し、どう行動するのが最善か判断できれば問題はありません。

これは全ての人の生きにくさに関係しますが、特に過敏体質や霊感がある人は、色々なものを感じ取り、見えたり聞こえたりする分、情報を処理しきれず、慌て、不安になり、パニックになり、翻弄される原因となります。

HSPやスピリチュアルに関する本、自己啓発本、セミナー、カウンセリングをする人も多いのに、悩みが解決しない人が多いのは、それらではこの見識が身につかないからです。

その結果、宗教等の特定の教えに従い、目隠しをするようにして生きていく人もいます。

私は2014年より過敏体質や霊的問題などのご相談をお受けし、ブログやTrinityでも「過敏さは本来、有能な性質」とお伝えしていますが、「過敏さ=有能さ」ではありません。
その性質を活かせるようになって初めて有能さに変えられます。
そのために必要なのが、見識です。

生きにくさ

 

どうしたら見識が身につくか?

見識は、知識とイコールではありません。
だから、どんなに本を読み、知識を集めても迷い、不安になります。

そして、人は一人一人違うから、誰かの見識が、そのまま自分に必要な見識にはならないので、本もセミナーも役には立ちません。
見識が無い人は情報や知識を鵜呑みにし、その良し悪しを判断する力がないからです。

自分が生きやすくなるための見識は、自分がどういう人かを把握しないと身につきません。

自分はどんな体質か?
何を食べて生きてきたか?
病気やケガにはどんな意味があるか?
どんな目的で生まれてきたか?
好きなもの、嫌いなもの
行動癖
思考癖
魂の年齢
どんな志向があるか?
どんな両親にどのように育てられたか?
この世界をどう見ているか?
どんな経験をしてきたか?
どんな家系に生まれたか?
人生の流れは良いか?
等々、多岐にわたり理解するからこそ、「自分はどう生きたらいいのかが判る」ようになります。

これは私(わたもり)がしているホリスティックカウンセリングそのものです。
身体だけ、心だけ、スピリチュアルだけを見ても抱えている問題は解決しませんし、情報や知識は役に立たず、楽に生きられるようにはなりません。
「自分は何をどう考え、どうするのか?」を決められず、迷いっぱなしでは生きにくくて当たり前なのです。

生きにくさ

 

見識を身につけ自分の人生を作る

生きるための見識は、自分で磨く必要があります。
誰かのアドバイスに従っているうちは、見識は身につきません。

様々な人生経験を積んでも見識が身につくとは限らず、年齢関係なく悩むでしょう。

見識を身に着けるには、その前に、現状を把握し、どうしてそうなのかを分析し、目の前の問題を一つ一つ対処していく必要があります。
その過程が全て、「自分を知り、理解し、どうするのが最善かを判断する力=自分に必要な見識」になります。
誰かに解決してもらったのではなく、自分自身が努力して問題を解決できたから、自信がつき、「どう生きるか?」を考え、決断出来るようになります。

それには一般的なカウンセリング、ヒーリング、スピリチュアル、お祓い、先祖供養等では役に立たちません。
何かに頼れば、ずっと教えを請い続けなければならないでしょう。

そして、判断したその先、「その結果を引き受ける覚悟」も見識を持つには必要です。
その覚悟は、一つ一つ問題を解決してきたからこそ「自分なら何があっても大丈夫」と思える自信の上に生まれます。

この記事が、生きにくさを抱え、どう生きたらいいか判らない方のお役に立つといいなと願っています。

 

参考記事 http://watamori323.blog.fc2.com/blog-entry-721.html

 

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