コーヒーはその味だけでなく、飲むまでのプロセスも儀式のような楽しみになっている人も多いことでしょう。
ネット上でもコーヒーを飲む利点に関する情報で溢れかえっていますが……。
一度飲むとちょっと落ち着きが無くなったり、心拍数が上昇するのを感じる人もいるでしょう。
飲み終わった後にもっと飲みたくなったり、さらにすぐにおトイレに行きたくなることも。
コーヒーなどのカフェイン飲料は身体にはよくないと感じつつ、飲み続けている人も多いのではないでしょうか。
私はたまに飲まない期間を作りますが、そのうちにまた飲み始めていたりします。
コーヒーが身体にいいという神話
今からお話しするのはがっかりさせる内容かもしれません。
私もがっかりしました。
でも私は嘘の世界に生き続けるよりも真実を知りたいと思います。
ネット上にはコーヒーを飲む利点についての情報が多く出回っていますが、その悪影響についての情報はあまり見かけません。
皆さんのお楽しみを邪魔するのは申し訳ないのですが、知っておきたいコーヒーによる11の真実は次の通りです。
1. コーヒーを飲むと逆に疲れやすく、太りやすくなる
コーヒーを飲むと、「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールの分泌が促進されます。長期に渡りコルチゾールが過剰な状態が続くと脳の萎縮や新陳代謝、免疫に悪影響が出てきます。また、副腎疲労との関連性が認められており、慢性的な疲労感の原因となることも。
2. 脳に悪影響
毎日、大量にコーヒーを飲む人の脳を脳画像で観察した研究では、コーヒー愛好家の脳は慢性アルコール中毒やタバコ喫煙家、パーキンソン病患者などと同様に脳が劣化していることが明らかにされました。
3.コーヒーで排便を促すのは危険
コーヒーを飲むと排便がスムーズになるという理由で、コーヒーを愛用している方もいるかもしれません。
しかしコーヒーを飲むことで排便が促されるのは、身体が体内から毒物を除去しようとしているから、ということはご存知でしたか? コーヒーを飲まないと排便がない場合は、消化器系の問題を確認する方がよいでしょう。
4. カフェインは自然の「農薬」
コーヒー豆に含まれるカフェインは、コーヒーの種につく虫を殺すためのアルカロイドです。またコーヒー豆のさやもまた、除草剤としての性質があり、これはコーヒーの木の周りに他の植物を生やさないことでより多くの日光を得て、自らの木がよく育つようにするためです。
つまりカフェインは殺虫剤で、周りに接触する生きた細胞の遺伝子の活動を停止させるということです。
5. コーヒーで疲れが取れる?
コーヒーを飲むことで元気になるような気がしますが、実はもっと複雑で、望ましいものではありません。
コーヒーで元気になった気分になるのは、闘争・逃走反応の代謝が活性化されるためですが、これは多数の健康上の悪影響の原因となります。
6. 発がん性
コーヒーやその他、特に焙煎されているものの多くにはアクリルアミドという発がん性物質が含まれています。
7. 睡眠障害
コーヒーを飲むと睡眠に大きな影響が出ます。
遅い時間にはコーヒーは飲まない方がいい、と知っている方は多いかもしれませんが、日中に飲んだ量が多いと不眠になる場合も。
寝つきに問題のある方は、飲む時間帯だけではなく、日中に飲む量も減らされた方がいいかもしれません。
8. 避妊薬を使用している人は要注意
経口の避妊薬を使用している場合、身体のカフェインを分解し、体外へ排出する機能が抑制されていることを知っておくべきでしょう。つまりカフェインの毒に対してより敏感になるということです。
経口避妊薬を使用している方は、コーヒーの量をかなり減らすか、全く飲まないようにすることをご検討ください。
9. 貧血の人も要注意
カフェインを摂ると、身体が鉄分を吸収しにくくなります。現在、西洋社会で貧血が大流行している理由の一つであると考えられています。
10. 太りやすくなる
一日5杯以上のコーヒーを飲んだ場合、体重増加の原因になることがあります。大量摂取がセルライトの原因になるかは不明ですが、多くの人は関連性があると信じています。
コーヒーには利尿作用があり、つまり体内の水分を排出するということで、脱水症状の原因となってセルライトができるということです。
11. コーヒーを飲む利点がほとんどない
私もコーヒーが好きなので信じたくないことですが、信じようとどうしようと真実は真実なのです。
これは研究・臨床栄養学者のステファン・チャーニスク氏が行った調査に基づいたものです。
彼は大量のコーヒーに関する研究を再調査しました。
コーヒーは身体に対して本当にいい影響を与えることを証明する証拠はない、というのが同氏の結論です。
彼によると「コーヒーを飲むことをポジティブに推進する情報は明らかな嘘で、社会にとって有害である」ということです。
またコーヒーの危険性を隠し続けるために多額を投資している、強力でありながら秘密の「コーヒー販売促進の圧力団体」が存在しているとのこと。
まとめ
このような情報を読んだ後、私自身はコーヒーの量を減らし、その内には全く飲まないようにしようと思いました。
また同じくカフェインを含むお茶などにも、一部の問題点は共通しています。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2016/87-column-2.html
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